怒りのコントロールは、子育ての最重要ポイントだと日々実感しています。
子どもと一緒の時間を過ごせるって、ホワホワした微笑ましい時間を過ごせて幸せですねーって理想論だと思います。
確かに、そういう時間もあります。
だけど、現実は
自分との戦い
人生における修行
です。
何一つ、自分の思い通りにいかない。
我慢我慢を重ねすぎて、大爆発して怒鳴り散らして、自己嫌悪。
自分の感情のコントロールがこんなに効かないなんて、子どもを産むまで知りませんでした。
藁をもすがる思いで読んだ本をご紹介します。

「どならない子育て」は共感できる書き方なので、素直に受け入れられる
子育てに関する本は、上から目線だったり、押しつけがましかったり、本当に子育てしたことあるの!?って書かれ方が多いと思いませんか?
だけど、この本の著者は、とても共感できる書き方なので、素直に文章を受け入れられます。
「どならない子育て」を完璧に実践するのではなく、6割くらいに減らせればいいねってスタンスです。
子どもは思い通りにはいかない。
自分が疲れていたり、時間に余裕がなかったら怒鳴ってしまうことはあるよね!
だから、その回数が減るようなアドバイスをしますよ
と、いう形です。
CSP(コモンセンスペアレンティング)という手法
CSP(コモンセンスペアレンティング)という手法を紹介して、対応方法が書かれています。
- 行動を具体的に表現する
- 肯定的に表現する
- 共感する
- 環境を整える
上記4点について、具体的に親がどのような行動をすればよいか丁寧に説明されています。うまくいけば、子どもの自信や自己肯定感につながって、親子で過ごす時間が今より快適なものになっていくと説いています。
解説はとてもわかりやすくて、なるほどなぁ~と、とっても参考になりました。
全部は無理だけれど、余裕がある時は、事前に共感を取り入れています。
わかる、わかるよぉ~。
これだけで、少しは違います。
アンガーマネジメントが実際にできたかというと・・・
怒りを鎮める方法も、参考になりました。
参考になります。なりますが、、、怒りをコントロールすること、私はできていません。
怒りが突き抜けて、怒鳴り散らすことは、度々あります。我を振り返れる余裕が1ミリも残っていません。
これは修行あるのみなんだろうなと思っています。
何度も何度も言って聞かせてを繰り返しても、言うことを聞いてくれないのが子ども。
子どもは言うことを聞かない生き物だと頭ではわかっているんですけどね。
ちなみに、自分が怒りやすい場面は客観的に整理することができました。
- 家の中(密室)
- 大人が1人(私だけ)
- 私が疲れている、焦っている
このような状況を回避することは不可能なので、本当に怒る必要があるのか、冷静でいられるように、私の場合は少々自分が不真面目でいたほうが、親子関係にはいいのかなと最近思っているところです。
怒りの原因は、子どもではなくて、自分自身の考え方にある。自分の「こうあらねばならない」って考え方は、子どものためではなくて、単に自分の思い通りに事を進めたいだけだよな~って、最近思います。
子どもは自分で考えて自立していくわけだから、あんまりガミガミ言うのも、もう必要ないんだろうと思っています(小学校3年生に対して。)
脱線しました・・・すみません。
怒ってしまってもいいんだよ、回数が少しでも減れば良いよね!っていうこの本のゆるーい感じに、とっても救われています。
まとめ
子どもとの時間が苦痛にならないように、楽しいものであるために。
親が心がけることで、状況が良くなることがこの本でよくわかりました。
余裕がなくて無理な時は頻繁にあります。だけど、読んだら少しだけ心が軽くなります。
子どもと一緒にいて、怒りを感じるのは自然なこと!人間だもの(byみつを)
怒りは悪い事じゃない!子どもにどう伝わるか、伝えるかが大事なんですね。
この本で、少し前向きになれました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。