ある日の月曜日。
小学校が振替休日だったので、小学生2人と立川まんがぱーくへ行ってきました。
末っ子の幼稚園児は園に行ってもらいます。
幼児さんがいると、私がゆっくり漫画を読めませんから~。

立川まんがぱーくに到着
オープン時刻ぴったりに到着したところ、順番に入場しているところでした。
感染対策で、入場はグループ毎に区切っているので、入るまで少し時間がかかります。
平日ということで、ほとんど並ばずにすぐ入れました。
入ったらまずやること!個室の確保です!!!
私、子ども2人で3つ分、個室を確保できました。

四方を囲まれた空間は落ち着きます。漫画喫茶と違って、明るい雰囲気だから安心感もある。
私は普通の漫画喫茶だと、あまりにも区切られ過ぎていて閉所恐怖症っぽい感覚になるんですよね・・・。漫画喫茶は雑居ビルのことが多いし、非常口もよくわからないし。
その点、立川のまんがぱーくは、解放感抜群だし、それでいて読むスペースの個室感もあるので最高です。
山岸凉子先生の「舞姫 テレプシコーラ」は、スポーツ芸能の棚にあり
歴史ものやスポーツもの、今話題の書などは、作者の名前のあいうえお順で並べられているA棚には無い場合があります。
今回読んだ、山岸凉子先生の「舞姫 テレプシコーラ」も、A棚にはありませんのでご注意を〜!
このお話、独身の頃(10年以上前!)に第一部の途中まで読んで、とんとご無沙汰してました。
バレエ好きならぜひ読んでほしい。主人公の六花(ゆき)の成長を応援したり、バレエ教室の人間関係のドロドロを楽しんだり(笑)
主人公の姉・千花(ちか)が自殺してしまうというラストは知っていたのですが、読んだら落ち込むと思って読めなかった。
もう読めると思って、読んでみました。
その感想は・・・やっぱり落ち込んだ。
日出処の天子と同じパターン。読んだら落ち込む。やっぱり、山岸凉子先生の長編は落ち込む~。

でも、今回読めて良かった。
千花が自分を追い詰めて自殺してしまうこと、周りの人達が気がつけなかったこと、それを読者として第三者視点(神視点ってやつ)で見れたこと。
私自身も、姉を自死で亡くしてるのです。
もう亡くなって5年経つけど、一日も忘れることはない。
自分が死んだら、まず天国で姉に追い詰めちゃってごめんねって謝りたい。
自責の念をずっと持ってます。
姉のすべてを受け入れることができなかった自分。
姉よりも、自分の夫と子どもたちを優先すると決めた自分の冷たさを自覚しています。
色々あったけど、5年経って私の中で一区切りついた。
舞姫・テレプシコーラを読もうと思ったのも、その一つ。
まさか、読もう読もうと思っていたら、自分が六花と同じ立場になっていたなんて。
千花と六花のような何か秀でた才能があるわけではない、ただの平凡な姉妹ですが。
主人公の六花は、姉の死の代償として、バレエダンサー、コリオグラファー(振付家)の才能を開花させていきます。
でも、六花はバレエの世界で大成しなかったとしても、姉が生きている方が良かったんじゃないかな?
代償があまりにも大きいですね。悲しいけど、物語は第二部に続いていきます。
今度まんがぱーくに行ったら、第二部を読破しようと思います。六花の活躍が、救いになりますね。
山岸凉子先生の短編集も、心をえぐる作品がたくさんでオススメです!

アニメ化された「であいもん」
坂本真綾さんのラジオ「ビタミンM」が好きです。
唯一毎週聴いているラジオ。
アニメ化されたオープニング主題歌「菫(すみれ)」を坂本真綾さんが歌っていて、最近よくラジオで聴いていました。
どんなお話か気になっていたので、1巻だけ読んでみました!
立川まんがぱーくには、原作まんがコーナーとしてアニメ化やドラマ化された、今話題の漫画が目立った場所に置かれています。
そうそう、気になっていたんだ!って思い出して、すぐに手に取って読み始められるので便利です。
「であいもん」は、和菓子屋さんが舞台です。
なんかほのぼのしてて良かった!さくさく安心して読めます。和菓子もおいしそうで良いですね~。
現実の世界では、東京多摩地区の和菓子の名店「紀の国屋」が廃業してしまった悲しい事実がありますが。。。(追記:すぐに復活して一安心です!)
紀の国屋のどら焼き「おこじゅ」、母がおやつによく買ってくれた思い出があります。
私は母も亡くしているので、なんだか時の流れを感じずにはいられませんね。
不思議な少年 山下和美
実家に4巻ほどあるのです。ずいぶん先まで出てたので、何話か読んでみました。
オムニバス形式なので、どこからでも読めていいです。
印象に残ったお話はムメキクと周平(6巻に収録)でした!
びっくら焼きのために、不思議な少年は時空を超えて真顔で頑張ってたの?!!ってつっこんじゃいました。
確かに大判焼き美味しいよね!
でも、私はてっきりムメキクと周平の子どもが、世界大戦を止める英雄かなんかかと思っていたよ〜!
びっくら焼きが好きすぎて自分の正体を見せちゃったもんだから、大ごとになって大変だったね。
人間の生死、抗えない運命、がんばっている人達のそれぞれの人生について考えさせられるお話がたくさんあって、読むと心がじんわり熱くなる漫画です。
まとめ
末っ子の幼稚園のお迎えに間に合うように帰るため、滞在時間は4時間ほどでした。
小学生二人も熱中して漫画を読んでいました。
今話題のスパイファミリーや、いつ読んでも新鮮なドラゴンボールなどなど。
雨の日や、ゆっくり時間を使いたい日には、まんがぱーくは本当におすすめ。
小学2年生でも熱中して漫画を読めていたので、私も自分の漫画の世界に入り込むことが出来ました。
また立川まんがぱーくに行ける日を楽しみにしたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。