よそはよそ。うちはうち。
昔から言われている言葉だけど、今でもそう。
親が毅然と線引きしないといけない事柄は、いつの時代だってありますね。
そして、小学生を持つ親御さんは、ロブロックスが小学生の間で流行っていることはご存じでしょうか。
ゲームとオンライン交流が合体し、無数のゲームを仲間と交流しながら遊べたり、自分でプログラミング機能でゲームを作成できたり。
ただ、我が家ではロブロックスを小学生に許可していません。
→親のスマホでダウンロードして、子が気になっていたブレインロットを30分ほどプレイして満足してくれました。
ニンテンドースイッチのフレンド交流も許可していません。
→子は「オンラインチャットをしながらゲームをする」を未体験なので、どうしてもやりたい!!という感情にはならない。
なんなら、同級生とLINEで友達として繋がることも許可していません(場所確認と家族の連絡手段として、自分のスマホは持っている)。
→下でダラダラ書いていますが、同級生とは小学校で会っているので、オンラインでまでコミュニケーションをとる必要はない、という我が家の方針です。小学6年生の卒業間近になったらOKにするつもり(一番上の子も、この方法でした。)
小学校高学年になったら、育児が楽になるからフルタイムで母親はガンガン働ける?
NO。
可能だけど、すごく大変なのは変わりなし。
むしろ、親の監視・監督が保育園の頃より必要になります。
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小学生がロブロックスなどのオンラインゲームに依存しないためには?
特に、放課後が暇すぎる子、親がスマホを与えたけれどそれに対して無関心である場合、子どもはSNSやゲームにどっぷり浸かりやすいですね。
SNSが隆盛の現代では、小学生が忙しいのは逆にいいのかもしれない。頑張れる何かがあって、スマホを触る暇もないくらいが、子どもを守れるのかも・・・なんて、親をやっていて感じますよ。
うちの一番上の子は中学受験で小5・小6は塾通いですごく忙しくて、スマホを触る時間すらなくて。かわいそうな事したかな・・・と考えてた時期もあったんだけど、逆に良かったのかも。
今、SNSやゲームの関わりについて、私が悩んでいる小学校高学年の息子は、中学受験はしないので、基本、暇。
チームスポーツはやっていても、それでも暇しているんですよね。
小学生って親が何も準備していなければ、基本暇なので、何かしら頑張れるものが別にあるって大事です。
昔は暇だからこそ、人と交流して経験を積めたんですけどね。今は、オンラインゲームにはまる危険性のほうが高いです。
ロブロックスは小学生に必要ないと思う
令和の親が子育てで必ず悩む問題は、
ゲーム、スマホ、LINE、SNSをどこまで小学生に許可するか
です。
小学校のクラスの半数ほどはロブロックスを利用しているようで。
チームスポーツの仲間内でも半分くらいは利用していて、楽しく遊んでいるようです。
ただ、小学校の保護者会では、ロブロックスやグループLINE交流によるトラブルが起きていることも報告があり。
学校の先生曰く、学校の管轄外(当たり前ですね)なので、保護者が子どものオンライン上での行動を監視する必要があり、ルールを話し合って決めて、ルールを守れなければゲームやSNSをやらせないという決まりを作ることが重要だとのことでした。
学年LINEでどんなことが話されているか、大人でも気になっちゃいますよね。子どもは大人より人生経験が少ないので、今いるコミュニティに強く固執するのは当然だと思います。グループLINEの内容が気になって、家でもスマホを手放せない。家でも誰かとのコミュニケーションに追われている。なんだか子どもの時間の使い方として、すごくもったいない現状だと感じます。
うちは、私があんまり他者との関わりを積極的にするタイプではなく、グループLINEも仲が良い一部の人達が盛り上がっているのを見るだけで気持ちが落ち込むタイプ。
家の外では人との関わりは頑張りますが、家の中では自分の好きなコトを自由気ままに楽しみたいタイプ。
そんなこともあり、子ども(2番目の現在小学校高学年の息子)が小学1年生になりたての頃から、ニンテンドースイッチのフレンド機能を利用してLINEでチャットしながらゲームをさせる、みたいな保護者同士の関わりがすごく必要なことは最初から無理だと判断。
さきほども書いたとおり、
スマホは与えるけど、あくまで場所確認と家族との連絡用。LINEで友達になるのは家族・親族のみ。
LINEで繋がっていないので、ロブロックスなどのオンラインゲームに話の流れでみんなでやろうという状況にはなりません。
だから、やっぱり、最初の家庭でのルール決め、線引きが重要と思います。
ニンテンドースイッチのフレンドに話の流れでなったとしても、習い事などの時間が合わないことを理由にほぼ無し。
私のコミュ障の性格のせいで、息子、誘ってくれた保護者様、お友達、本当に申し訳ない・・・と罪悪感に苛まれつつも、マイペースを貫き今に至る。
一緒にフレンド機能を利用して遊んだことは、過去に1回か2回だけです。断り続けていれば、オンラインの遊びには誘われなくなります。
あくまで、その場にいる家族orその場にいる友達で楽しむにとどめています。長期休みに家に呼んだり呼ばれたりで、一緒にニンテンドースイッチをすることはあります。うちの場合は、普段はなかなか会えない、保育園の頃の友人です。長期休みに1日だけ、予定合わせて集合したら、その日1日はゲーム三昧。
それで十分。
普段から会っている友人(小学校の同級生、チームスポーツの仲間)ともゲームしたいなって息子はもちろん言います。でも、オンラインでは「我が家は禁止」。
うちの息子は、あんまり考えるタイプの子じゃないので、「うちはうち、よそはよそ」を素直に納得するタイプ。そこは助かっています。
また、オンラインゲームをしないことで離れていってしまう友人とは、無理して合わせる必要はない、と私も夫も言っていて、それが可哀想かなと思いつつも、やはりルールはルールとして設定したらガチで揺るがないってのは、親としてすごく大事な事だったと今振り返ると思います。
トラブルメーカーの子どもは、親がロブロックスやグループLINEの使い方に無関心
恐らくなのですが、ロブロックスやグループLINEなどでトラブルメーカーとなっている子どもは、親がSNSやゲームの利用方法に無関心なのかなと思われます。
小学校高学年になっても保護者会に来ている保護者(2学期だからというのもありますが、全体の3割くらいしか出席していません)は、子どものSNSやゲーム利用にみんな関心が高い印象を持ちました。
トラブルを起こしているお子さんの親にこそ、何が問題になっているのかお知らせしたいのに、保護者会などの場に来ていないという残念感。
私は、学年LINEが出来上がっていることも、ロブロックスが小学生の間で流行っていることも、保護者会で初めて知ったので、かなり疎いことを知りました(汗)
これは、私と息子の普段の会話内容が薄いことが判明したんですけどね。
ロブロックスを親がプレイしてみた
実際に、ロブロックスを親がダウンロードしてやった感想。
「無法地帯で子どもにやらせるのはリスクが高い。」うん、そのとおり。
まず、ゲームの質が低い。しっかり監査して世に出されたゲームではないので、倫理的にどうなの・・・ってゲームが多い。
ロブロックスの中でも人気のブレインロット、子どもが30分ほど遊んでいるのを隣で見ていましたが、そもそも「盗む」ってどうなん?
そりゃね、マインクラフトだって動物やっつけているし、そんなこと言ってたらゲームなんて作れないでしょって言われちゃいそうですが。
あと、練り込まれて作られていないので、難易度が上がっていくとか無いんですね。ただひたすら、時間を消費しているイメージ。
ただ、オンラインチャット機能があることで、そこで交流ができることが最大の魅力なんでしょうね。
ロブロックスは「公共の公園です」って誰かが言っていましたが、本当に納得です。
子ども達が大人になる頃には、SNSの繋がりが、よりリアルで大事な場所になっていくんだろうとは理解しています。
ですが、
小学生である子どものうちから始める必要性はないなというのが結論です。
ロブロックスを許可するなら、ニンテンドースイッチ2を無制限でやっててくれるほうが、良いですね。
そもそも、小学生の年代の子には、ロブロックスはオンラインチャットを推奨していません。
プログラミング学習としてマイクラはガンガンやらせています
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
ここまで、小学生のLINE、ゲームやオンラインチャットについて、否定的なことを書いてきた私ですが。
実は、息子には幼児の頃からプログラミング学習をガンガンやらせています。
色々試して、プログラミング学習を息子が好きだったからここまで続けてこれたのですが、このまま好きが高じてプログラミングのテキスト言語(Pythonやjavasなど)に興味を向けてくれたらガッツポーズです。
今ではマインクラフトでコード学習をしています。
パソコンの教育版マインクラフトを利用した、オンラインのプログラミング学習は、楽しみ方を先生が教えてくれるので良いですよ。
最初は心配していた先生の質ですが、とても良い。
まず話し方がちゃんとしている。Youtuberみたいなベラベラ喋る人ではなく、落ち着いたトーンであることがまず安心感。さらに、やってる内容もマイクラを利用した上での、プログラミング学習。
毎回新しい発見があるようです。そして、先生たちが構築したレベルの高い仕掛けに感動し、自分も作ってみたいという内的動機が育っています。ただ攻略して楽しいではなく、一緒に受講しているオンライン生の作った仕掛けに感心したり、感想述べたり。逆に自分が作った仕掛けを楽しんでもらい、褒めてもらって喜んで。
ZOOMの起動方法、使い方、マイクや動画オンオフの操作の仕方。自然とできるようになって楽しんでいます。(←マイクや動画オンオフの操作は、今や公立小学校はタブレット学習が当たり前なので、小学生1年生でもできますが・・・。)
何より、リビングにあるパソコンを利用しているので、何をやっているか親が把握できます。
今では、パソコンのコマンドを覚えて、マイクラMODで遊ぶようになりました。
恐らく、中学生になったら、ロブロックスのようなオンラインチャットのゲームにハマる時期はあると思っています。
でも、小学生の間に、プログラミングやゲームの楽しみ方をしっかり学んでいれば、どこかで自分で軌道修正できるんじゃないかなって。親の勝手な期待ですけどね。
あとは、無法地帯にはむやみに飛び込まないというネットリテラシー的なものも、中学生になったら自分の力で考えられる子になってほしい。周りがやっているからって理由だけで、流されないためにも、やっぱり「よそはよそ、うちはうち」って大事です。
多様性って言われつつも、やっぱり場の空気って読み取れちゃうものですよね。日本人だし。そこをあえて、自分を貫くってやっぱり辛いし、自分が間違っているのかなって思っちゃったり・・・。ただ明確な正解があるものではないので、家庭の方針は決めたら貫くってのが、親が子に見せる背中でもあるのかなって、親を15年間ほどやってきて、感じていますよ。
有益な時間の使い方とはどんなものか。
小学生の頃にどのように時間を使ってきたか。中学生以降は、本人の自覚と本人の責任でやっていってほしいと考えています。
オンラインの中の世界まで、親が子どもを監視するのって大変です。親が働いていなくて時間があっても大変。監視を嫌がる子は嫌がるし。ルールを決めても守らないで隠れてやる子もいるし。子どもに向き合うって本当に大変です。
ルールを作っても破るのは目に見えていて、ほんの少し体験させて子どもが満足するなら、もうそこでオンライン交流の世界(ロブロックスやグループLINE)は小学生のうちは無しね、というのが、我が家の今のところの正解です。
今後、変わってくる可能性は大いにありますが。
ダラダラ書きましたが、中学生、小学生の子どもを持つ親として、感じたことを書きました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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