専業主婦になってそろそろ1年。
小学生2人、末っ子3歳の3人の子どもが居ます。
出産後も10年ほど働いていました。
だけど、子育てと仕事の両立に限界を感じて、退職を選びました。
1年経って、思うこと。
つらつら、書いてます。
- 子育てと仕事の両立に限界を感じている
- 本気で退職を考えている
退職した理由
働き続けられる環境に感謝して、頑張って働いてました。
だけど、働き続けていつも感じていたこと。
- もっと子どもと同じ時間を過ごしたい
- 子どもと楽しく過ごすための元気、気力を取り戻したい
- 子どもが母親を必要としている時期は、家にいたい
一番上の子がもうすぐ小学校高学年。
振り返ると、子どもとべったり過ごせる時間は、私の人生の中であと少しなんだと実感しました。
しかも、テレワークになってから、家の中でも仕事のことが頭から離れなくなってしまいました。
私のメンタルがこのままでは潰れる
コロナ禍の中、煉獄さんの
「心を燃やせ」
ってワードで、今の私は何のために働いているんだろう?って気持ちに踏ん切りがつきました。
5回も鬼滅の映画(無限列車編)、映画館で観ましたよ!!

私は仕事に集中しすぎてしまう性格で、仕事モードの時に子どもに邪魔されることがすごく辛かった。
正確には、子どもを邪魔だと思ってしまう自分のことが、嫌すぎて辛かった。
リモートワークが合っていなかったんですね。
コロナによる保育園休園もあって、集中できる夜に仕事をするようになってしまいました。
昼夜逆転したような生活で、元気も気力もどんどん落ちていきました。
たぶん、自分自身のメンタルがやばかった。
- 自分がお風呂に入れなくなった(末っ子のお風呂は長女に頼る)
- 些細なことで子どもを怒鳴りつけるようになった
- 気が付くと涙が出ている
- 服装や身だしなみを、以前よりさらに気をつかえなくなった
- 最近思い切り笑えていないことに気が付いた
- 自分の趣味とか好きだったことが思い出せなくなった
完全にキャパオーバー。
精神的な病気になる前に、今の仕事から離れようと思いました。
夫婦で話し合い、夫の理解も得られました。
子どもにもこのままでは悪影響と判断しました。
仕事の内容は好きでしたが、自分では抱えきれない責任と締切を、上司と話し合う気力も無くなっていたのです。
後悔しない選択はどっち?
退職して1年近く経ちました。
それまでには、やっぱり仕事を続けておけば良かったなぁと思うことがしばしばありましたね。


退職と同時に引っ越したので、環境の変化がたくさんありました。
気軽に世間話ができる同僚さんと会えなくなって、人と会うことがこんなにもストレス発散に寄与してたのかと思い知りました。
ですが、親しく話せる人がほとんど居ない生活も、1年経つと変化するものです。
やっぱり子どもが3人もいると、自然と人と話す機会があります。
挨拶や簡単な世間話程度の距離感ですが、ご近所や子ども繋がりの人と話せることは、私にとって良いストレス発散です。
私一人だったら、知り合いこんなに増えません。
子どものおかげです。ありがたや。
子ども中心の生活
末っ子を自宅保育しながら、小学生2人のフォロー。
家事はほぼ全部私がやります。
5人分の家事に発狂しそうになること、割とあります。発狂してるのかも。
「自分のことは自分で!」って、叫んでるので(笑)
自分のことは自分ですること、私がヘトヘトな時は、お風呂洗いやお布団をしくお手伝いをすることを、家族で話し合って決めています。
私はわりとすぐヘトヘトになる(爆)。
今の共働きの時代の流れからは、逆行している家族の形でしょう。
でも、夫一馬力の家族のリズムができてきました!
私は時間と心に余裕ができたので、働いてた時は気力が無くてなかなかできなかった事ができるようになりました。
- お菓子を子どもと作ったり
- 息子とサッカーで遊んだり
- 娘と手芸したり
- 習い事の送迎をしたり
- 寝る前のストレッチをみんなでやったり
- 絵本の読み聞かせをしたり
- 塾の勉強を付きっきりで一緒にやったり
- 以前よりは料理、掃除、大物の洗濯がマメになったり
私の余裕が、家族にとって居心地良い環境に繋がることを実感しています。
子どもとすごす一瞬のひとときがたくさんありました。
自分が仕事で消耗していないから、子どもとしっかり向き合えている実感があります。
金銭面の不安について
金銭的には、働き続けることが絶対におすすめです。
金銭面の見通しが立たなければ、私は専業主婦になっていないです。
それと、本気で稼ぎたいと思った時に、復帰できると思える資格と、少しばかりの自信があることも、専業主婦を選んだ理由です。
今も、社会的な立場を失ったこと、時々焦ることがあります。

資格がなかったら、たぶん夫が退職を許していないです(苦笑)
節約生活は、まだまだ慣れないけれど、自分の健康のため、子どもと過ごす時間のために、思い切って退職して良かったと1年経って思います。
もう少し私の気力が回復して、子どもたちから手がさらに離れてきたら、その時できる仕事を頑張りたいです。
私の場合、退職による喪失感はあるけれど、それを上回る良いことのほうが大きかったです。
私が元気だと、子どもたちも楽しそうです。
1年前に退職の決断をして良かったと、今、心から思います。
退職の判断は慎重に。一度辞めたら戻るのは大変。
私が、仕事と家庭の両立が限界となった時の経緯はこちらの記事に詳しく書いています。

これくらい限界になるまで頑張らないと、私は退職の決断ができませんでした。
- 「自立して稼ぐ」ことの大切さを知っている
- 仕事内容が好き(たぶん辞めたらもう戻れない)
- 仕事自体が自分自身のプライドのようなものだった
いつでも社会復帰できる(と、思われている)薬剤師資格を持っていても、信頼やキャリアを積んできた仕事を手放すのは勇気がいりました(資格を必須としない仕事をしていました)。
でも、簡単に手放せるくらい、私は限界が来ていたんですね。
だからこそ。
この記事をここまで読んでくれたあなた自身の限界は、自分自身が慎重に決断してほしいです。
精神的に、肉体的に本当に限界であれば、すっぱり辞められます。
悩むということは、まだ今の仕事を続けたいということです。
自分の転職市場の市場価値を知って冷静になる
限界となって退職を決断した一年ほど前に、私はリクルートエージェントで転職活動をしました。
感情的にならず、冷静に状況を見極められるのでおすすめです。
- エージェントさんとお話することで、自分のキャリアの棚卸しができる
- 自分の希望条件に優先順位をつけて、冷静に考えることができる
- 今の職場の恵まれているところを実感することができる
- もう少し今のところで頑張ってみようと気持ちが上を向ける可能性がある
転職市場での自分の市場価値を知り、現実を知ることで冷静になれます。
私は転職せずにとどまりましたが、いい求人があれば、実際に転職して環境を変えることをお勧めします。
新しい環境に身を置いてから、改めて仕事と家庭の両立を考えると、違った決断になるかもしれません。
私は専業主婦の道を選びましたが、専業主婦になったらなったで、別の悩みは出てきます。
まとめ
人生のいろいろな選択は勇気がいるけれど、それぞれの決断が良い方向に向かいますように。
専業主婦になって、少しでも社会とつながりたいと始めたブログ。丸2年経って、続けて良かったことがたくさんありました。
こちらの記事も、良かったらみてね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
5年日記を推している記事です。よかったら読んでくださいね。
