2歳児と24時間一緒の生活は、自分のペースで事がすすまないので大変疲れます。
そして、何よりも孤独感がつらいですね。
末っ子2歳児と24時間一緒の生活をして、実際に感じていることを書いています。
仕事を辞めて良かったと思えますが、想定していたとおり、少しばかりの後悔がありました。
2歳児を保育園に預けて仕事しているより、2歳児と24時間一緒の家庭保育のほうが私は大変でした。
2歳半から自宅保育。それまでは0歳から保育園児でした。
第3子である2歳児は、1年間は自宅保育です。
私が仕事と家庭のことに限界を感じ、第2子の小学校入学と引っ越しのタイミングで、思い切って退職。
仕事は辞められるけど、家のことを投げ出すことはできないのです。
2歳児のペースに合わせて過ごせる時間はプライスレス
家庭保育は大変だけど、この時間はプライスレス。
働いていた時は、平日の朝は支度で大忙し、帰ってからは寝かせるまでの支度で大忙し。
オンとオフの切り替えが上手にできない私は、仕事のことを考えてしまい頭の中はフル回転。とにかく急いでもらうことばかり頑張っていました。
子どもの気持ちに寄り添ってあげる余裕が無かったな~。
仕事がお休みの日は、お休みの日にしかできない、やらなきゃいけない事に追われるのと、私がエネルギー切れで、寝込むような生活でした。
家庭保育で時間に余裕ができた
時間の余裕が、子どもの気持ちに寄り添う余裕につながりました。
当たり前ですが、子どものやってほしいことに寄り添うと、子どもの機嫌が良くなります。
寄り添うためには、私には心の余裕、時間の余裕、体力の余裕が必要だったんですね。
仕事を続けとけばよかったと思う瞬間も
瞬間、瞬間で、やっぱり仕事しとけばよかったなーと、思うことがあります。
末っ子が保育園で楽しんでいた手遊び歌を一人で歌っていた時。
上の子の用事に付き合わせてばかりの1日だった時。
お菓子を買う頻度が節約のために減ったなぁと感じた時。
公園で母子で遊んでいて、同年齢の子と遊ぶ機会を奪ってしまったなと感じた時。
私は、保育園で思い切り遊んでいた頃と同じくらい、子どもを楽しませてあげられているのだろうか、とふと思います。
子どもにとってどちらが良かったか、わかりません。
私にとっては、子どもとゆったり過ごせる時間を持てて良かったのですが、せっかく慣れていた保育園を、引っ越しと退職により、親の都合で退園させてしまい、申し訳ないなと感じることが多々あります。
自分自身に居場所・コミュニティがどこにもない不安と焦燥感
10年間、ワーキングマザーでした。
妻でもなく母でもない、私を必要としてくれた職場のコミュニティは、とてもありがたい存在だったと感じます。
今まで育児休暇を取っていた時期に感じていた、家にしか居場所がないと感じる閉塞感。
育児という正解がない作業に、自信を持てないことからくる不安と焦燥感。
こういう気持ちになることは想定内だったけど、やっぱり寂しいものです。
私が家に居るより、むしろ外に働きに出ていたほうが、子どもは私以外の社会とのつながりでどんどん成長したのではないか、という気持ちが夜に悶々と湧き上がってきます。
特に、小学生になったばかりの第二子が、僕も学童に行きたいと言った時。
そこは、他の習い事などで楽しいことを見つけることで解消しようと思っていますが、自分の人生の選択(仕事を辞めたこと)に、本当にこれでよかったのだろうか、と考え込んでしまうことはあります。
ですが、自分で選択した決断なので、ここはどっしり構えて、これも親業と思って過ごしていきます!
その日決めたタスクを1つできればOKの精神で
ゆるーく過ごすことが、家庭の平和に繋がることを実感する日々。
私が頑張りすぎると、思い通りにいかないイライラが子ども達に繋がり、雰囲気が最悪になります。
- 今日は押し入れのこの部分を整理できればOK
- 今日はおやつにいちごサンドを手作りできればOK
- 今日はサッカーボールで一緒に遊んであげればOK
何か一つ、これだけ頑張ろうという小さな目標を立てて、それ以外は思い通りにいかなくても「まぁいっか」と思えるようになりました。
上の子たちや、夫へ向かってしまっていた「私はこんなに頑張っているのに~」って感情が、この思考で和らいだ!
孤独を味わうのも人生の醍醐味
子どもたちに囲まれているのに感じる孤独。不思議ですね。
こんな感情を味わえるのも、子育ての醍醐味と思い、日々過ごしていきます!
【2年後・追記2023年4月】
子どもは成長して、こんなこともあったなーと自分のあの頃の感情が懐かしくなりました。
ただ、もう1回戻りたいとは思いません!
きっと、子育てを頑張ったって思えるのは、こういう感情に折り合いをつけて日々を過ごしてきたからこそ味わえるものなんでしょうね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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