私は以前に、仕事と子育てでいっぱいいっぱいになってしまい、今思えばけっこうメンタルを病んでいた時期があります。
あと一歩頑張っていたら、本当に心の病気になっていたと思う。
SNSで「#風呂キャンセル界隈」が話題になっていたけれど、まさしくコレでした。
自分やばいな、と感じた症状はいろいろありました。
- 自分がお風呂に入れなくなった(末っ子のお風呂は長女に頼る)
- 些細なことで子どもを怒鳴りつけるようになった
- 気が付くと涙が出ている
- 服装や身だしなみを、以前よりさらに気をつかえなくなった
- 最近思い切り笑えていないことに気が付いた
- 自分の趣味とか好きだったことが思い出せなくなった
その中でも、「お風呂に入れない」ってのはなかなか辛かった。
そして、メンタルが弱ってると、お風呂に入れないのはあるあるな話のようです。
この記事では、一年前のお風呂に入れなかった自分を振り返って、
- どうしてお風呂に入れなかったのか
- どうやって毎日お風呂に入れるようになったのか
について書いています。
- 今、自分自身がお風呂に入れなくて困ってる
- 家族がお風呂に入らなくて困ってる
- どうしたらこの症状が良くなるのか知りたい
お風呂に入れなかった理由
ワーキングマザーとして働いてきて大変だったことは、オンオフの切り替えでした。
仕事を終えた後、母親として小学生1人と保育園児2人と接するのは大変。
寝るまでの時間との戦いでもあるし、予定通りに進まない子どものわちゃわちゃに付き合うのもかなりストレス。
夕飯を食べ終えたところで、もう私はエネルギー切れ。
とにかく疲れていた
その頃、ちょうどコロナで子ども達と家で過ごしながら仕事をしていました。
どうしても日中は仕事に集中できなくて、夜に仕事をする習慣ができてしまったのです。
夜に仕事をすると、すごくはかどるのですが、疲れがどんどん蓄積されていく感じでした。
ちゃんと寝ていないから、当たり前ですよね。
気力体力精神力がお風呂に入るには必要
元気な時は、お風呂に入らないで寝ることに抵抗がありました。
- 汚れた身体や髪で、布団を汚したくない。
- 朝起きた時の気持ち悪い不快感が嫌だ。
そんな気持ちが鈍化していきました。
お風呂に入る気力が湧かなかった。
元気な時は、お風呂に入ってスッキリできるから入りたいってなるのですが、病んでるときはただただ面倒くさかった。
面倒な気持ちが身体の汚れよりも上回る
ちなみに、子どもたちには子どもたちでお風呂に入ってもらっていました。
一番上の娘には、本当にたくさん助けてもらいました。末っ子2歳児の髪と身体を洗ってもらって、本当に申し訳なかった・・・。
私は入ろうと思えた時に、深夜早朝関係なく入っていました。
だいたい、2~3日に1回のペース。ギリギリセーフなペースで、これが精いっぱいでした。
布団が汚れるとか、全然気にする余裕がなかったです。
入れる気分になった時に、とにかく入ろうという感じ。まさに、ギリギリでした。
一番ひどい時は丸4日入らなかったです(爆)。
コロナで自宅で仕事をしてたからできたことです。
今思えばヤバい。ヤバすぎる。
頭皮がジトっとして、気持ち悪くて仕方がないはずなのに、お風呂に入りたくないって思ってしまう。
自分でもこのままじゃいけないとは分かってたけど、どうしても入れませんでした。
仕事をこなして、子どものお世話をすることだけで精一杯。それ以外は何もしたくないって気持ちでフリーズしていました。
毎日お風呂に入れるようになるまで
仕事に追われて、夜に作業する状態だったのを辞めたことが良かったです。
仕事を辞めました。
今思えば、できないことはできないと、もっときっぱりと上司に言っていれば良かったです。一人で背負い込み過ぎました。ただ、患者さんのためには頑張るしかないって状況だったから、無理してしまいました。
もう大分前から無理だったんですが、上司に言ってもリソース(人員)が足りないから目の前の仕事を頑張って行こうって回答で、人員を増やすことは考えてくれなかったんですよね。
「できる人」って思われないように仕事することも大切だよなと後ろ向きだけど思ったものです。(自分で自分をできる人って書いていておこがましいですが・・・無理って言ってるのに仕事が増えてく状況だったので。)
夫が私の状態を見かねて、しばらく専業主婦でもいいんじゃないかと言ってくれました。
夫の理解がなければ、本当に心身のバランス崩していたかも。
仕事が無いって喪失感はやっぱりあるけれど、今現在、心も体も健康になった自覚があるので、思い切って辞めたことは正解でした。
1年間、専業主婦の生活に慣れなくて、家事育児を頑張りすぎてしまい、逆に仕事をしていた頃より大きな病気をしたりもしました。
専業主婦の生活に慣れてきて、しっかり眠ることを一番に、規則正しい生活を子どもと一緒にしていたら、少しずつお風呂に入ろうって気力が戻ってきました。
しばらくは一日おきだったり、入れそうな時に入ったりとしてて、必ずしも夕方〜夜に入れたわけではありません。
髪を洗うのも、一日おきだったり。
湯船には入らずに、シャワーでカラスの行水のようにすぐあがったり。
ランニングを始めて、月間走行距離50キロが精いっぱいだけど、身体を動かすことが習慣になったことも心身が回復した理由の1つです。
それと、働いていた時は、とにかく時間に追われていました。それが解消されたことも大きい。
無理しすぎていた。無理することを辞めた。
これに尽きますね。
お風呂に入れないのは心のSOSだった
うーん、書きだしてみると、本当にメンタルの病気になる一歩手前でした。
お風呂に入れない私を、夫は「汚っ」「よく大丈夫だね」って言ったりはしたけど、本気で汚いとか気持ち悪いとかってニュアンスではありませんでした。
それが救いでしたね。
おかげで、自分のペースで過ごせたというか。
一緒に暮らしてて辛くならなかった。
子どもたちも、こんな私をゆるしてくれて、必要としてくれていて。
仕事をやめて1年ちょっと経ちますが、今では一日お風呂に入らないだけで、翌日の身体がジトっとした感覚がヤダから絶対お風呂に入るようになりました。
お風呂で湯船にじっくり浸かって、身体がほぐれていく感覚に幸せを感じるようになりました。
まとめ
- 無理しすぎていないか?心の叫びに向き合って状況を変えられるなら変えること。
- 家族は多少の文句はOKだけど、とにかく見守ってほしい。
- 睡眠時間の確保と、しっかり食べること。
私の場合は、体調を崩した原因となった「夜中に仕事をすること」を辞めたことで、少しずつ気力が回復して元に戻りました。
お風呂に入れない場合は、今一度自分が頑張りすぎていないか、立ち止まってみる時期かもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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