公立中高一貫校受検

【公立中高一貫校受検】enaってどう?3年間通って知ったこと&良かったこと

公立中高一貫校受検 enaってどう?3年間通って知ったこと・良かったこと
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公立中高一貫校を受検予定の受験生を持つ母親です。

今回は、3年間enaに通って知ったこと、気付いたことや、良かったことを書きますね。

こんな方に読んでほしい
  • 公立中高一貫校受検について知りたい方
  • 公立中高一貫校受検塾大手のenaを検討している方
  • 自分の子がenaに向いているか確認したい方
この記事を書いた人
  • 3人子持ちの主婦・薬剤師
  • 公立中高一貫校受検に子どもが挑戦中
  • 自身は私立中学受験の経験あり
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かもねむ堂ひよこ
かもねむ堂ひよこ
これから公立中高一貫校受検(適性検査型受検)を考えている方の参考になれば嬉しいです。

公立中高一貫校は狭き門で一発勝負の大博打

まず、みなさんご存じのこととは思いますが、公立中高一貫校受検は厳しい戦いです。

  • 挑戦できるのが2月3日の1回だけ
  • 適性検査型問題は、当日の問題との相性がある
  • 人気があるので倍率が高い(だいたい3倍から5倍程度)

私立中学受験は上記の厳しさがありません(難関私立中学受験は除く。)

最近の私立中学受験は、複数日程で生徒を募集しているので、第一志望校に何回も挑戦することが可能です。

もちろん、難関私立で人気校だと1回だけの場合は今も変わらずですが。

そして、適性検査型の問題は、暗記で勝負ではない。

問題を読み取り、順序立てて論理的に述べる思考力と記述力が問われます

んなに万全の対策をして臨んでも、当日の問題との相性があるのですね。

そして、公立中高一貫校は、倍率が非常に高いです。下記のようなメリットがあるからですね。

  • 高校受験をしなくて良い
  • 比較的環境が整っている
  • 大学合格実績が良い
  • 学費が安い

以前よりは倍率は落ち着いてきているけれど、昔は「記念受検で受かればラッキー」という層も受検していたからというだけであって、難関であることに変わりはないのです。

enaに3年間通って知ったこと・気付いたこと

実際に小学4年から公立中高一貫校受検に強い塾・enaに通わせて知ったこと、気が付いたことを書いていきます。

塾生の入れ替わりは激しい

うちはenaで3年間お世話になっています。小学4年生の5月から入塾しました。

入塾した時からずっと一緒の子はほんの数人。

ほとんどの子が、小4の5月以降から入ってきたそうです。

また、途中で転塾する子、小5から入塾する子も多いです。

合う・合わないを1年ほど通って見極めて、集団塾より個別指導塾に切り替えたり、受検そのものを考え直すご家庭もあります。

ちなみに、小4と小5はそれほどでもないけれど、小6でかかるenaの塾費用はエグイです。

enaにかかる費用を考えたら、enaに通わずに通信教材や比較的手ごろな学習塾で中学受験の対策をして、どこか受かった私立中に通うでもそんなに費用的には変わらないな~と感じています。

塾費用の引き落とし口座はなるべく見たくない。本人が頑張っているから結果はどうであれ将来の糧になると割り切っています。

中学受験(受検)は小学6年生からが勝負

公立中高一貫校受検の場合、暗記量は私立中受験に比べると圧倒的に少ないので、小6から1年間対策すれば、受かる子は受かります。

保護者会で合格実績の報告を聞くことがありますが、だいたい毎年1人は小6から入塾した子が合格していますね。残りの3か月とかでグングン成績を伸ばすタイプです。

小4、小5の頃は偏差値60をキープできていても、小6からはみんな本気で勉強しだすので、偏差値60を取るのは至難の業です。

小学6年生の1年間を、いかに必死に勉強するかで合否は決まる印象を受けました。

そこを頑張れるかどうかは、本人がどれだけ受検に自覚を持てるかどうかにかかっていて、親が強制的にやらせるのはもう無理ですね。

私がやっているのは、塾から言われている課題を終えているのか、確認するくらい。

小6からでも受かる子は受かると書いたけれど、うちの子曰く、小6からenaに入ったら、絶対に無理・ついて行けないと言っています。

めちゃくちゃモチベーションがある子なら、1年間でも間に合うけれど、ものすごく頑張れるモチベーションがあることが必須条件ですね。

塾長の方針は大きい

うちの場合、途中で塾長が変わりました。

塾長が変わると、同じ塾だけどだいぶ方針が変わります。

小4の頃は、理数系に重きを置いている塾長だったのですが、小5から文系に重きを置く塾長に変わりました。

作文指導の比重がだいぶ強くなったし、かといって理数系にも力を入れてくれて。解法までしっかり確認して指導してくれるスタイルになりました。

個人面談でお話して、新しい塾長の印象が良いからこんな感想になるのですが(笑)

子どもに聞いてみても、新しい塾長のスタイルが合っているようです。

こればかりは、入ってみないとわからないのが、親のつらいところ。

なので、とりあえず入塾して1年経ってから、今後の転塾等を検討する、というのが妥当と感じます。

子どもも塾のシステムに慣れるのに時間が必要ですからね。

金銭感覚がおかしくなる

小4、小5は、少しお金がかかる習い事感覚でいけたのですが、小6は全然違いました。

小6でかかる費用はすべてコミコミで年間150万円かかります。

塾と同じような指導を家庭でできる自信がうちは無いので、挑戦するなら後悔の無いように、と、模試や特訓、長期講習にかかるお金の感覚がマヒしますね~。

どんどん減っていく預金通帳を片目をつぶって眺めています。

家族で海外旅行行けたな~って思わないことも無い。

でも、子どもも頑張っているし、今さら金銭面を渋って後悔したくない気持ちから、後戻りできないんですね~。

もし方向転換するなら、小学5年生の1月です。小5の2月から小6のカリキュラムがスタートします。

塾費用については、こちらの記事にもかいてあります。

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enaに通って良かったこと。集団塾のメリット。

費用的にはかなり痛いのですが、私はenaに3年間ほど通わせて良かったと思っています(まだ最後の追い込み前ですが。)

と、いうのは受検生本人が楽しいと言って通っているからなんですね。

小6の後期からは、塾も演習が中心となり、ひたすら過去問演習と復習の繰り返しになります。

小4は週2、小5は週3で、時間も1回2時間半ほど。子どもにとって、家での予習復習宿題を入れてもそんなに負担ではありませんでした。旅行も普通に行くし、週末は遊ぶし、他のお稽古も問題なく続けられました。

ですが、小6からは、通常の授業が週4で、週末も模試や特訓的なものが詰まっていて、これぞ受験生っていうスケジュールなのです。もちろん、家での勉強も必要だし。

ただ、それを楽しめて、なんとかこなせているので、この子は集団塾が合っているんだなと思っている次第です。

負けたくないという闘争心がモチベーションになっているんですね。個人塾だとこのモチベは無理だったでしょう。

小6に上がる前に、転塾を検討したのですが、もろもろよーく考えて、小6の1年間をどの塾にお世話になるかを今一度考え直し、決めたことは良かったです。

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受検の合否がどうであれ、たぶんこれだけ頑張った経験は、大学受験に活きると感じています。

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まとめ

公立中高一貫校受検についてと、実際に3年間enaでお世話になって知ったことや気が付いたことを書きました。

公立中高一貫校受検は、子どもの性格を見極めて、やるかやらないか判断することをおすすめします。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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