公文が合わない子は、とことん合わない。
親がどんなに頑張っても、何とかならなかった・・・。
自戒の念と、その後の試行錯誤によって気が付いた、「公文が合わない子」に合う勉強方法をまとめました!
- 自分の子は、公文が合っていないのでは?
- 公文以外の学習方法を検討しているが何がいいか?
そんな悩みを経験してきた私が、実体験をもとに記事を書きました。
- 「公文が合う子」「公文が合わない子」の違い
- 公文が合う子ってどんな子?
- 公文が合う子ってどんな子?
- 公文の宿題に親が付き合う上で気を付ける、「たった1つのマインド」
- 公文を辞めて別の勉強法にするタイミング
- 公文が合わない子におすすめの勉強法
公文は毎日の宿題が本当に大変!
でも、小学校低学年の間にやっておくことは、読み書き・計算という基礎学力の定着に本当に効果があります。
なので、親子で可能な限りは継続してほしい。
そのためには、公文が合わない子ってどんな感じなのか知っておいて損は無し!
- 3人子持ちの主婦・薬剤師
- 子ども達全員、公文っ子(1人目→5年半、2人目→2年、3人目→継続中)
- 自身も小学生の頃に公文の経験あり
- かもねむ堂の詳しいプロフィールはこちら
よろしく!

「公文が合う子」「公文が合わない子」の違い
「公文が合う子」と「公文が合わない子」では、公文の宿題の進みやすさが全然違う。親の頑張りはほぼ関係ない。
「公文が合う子」と「公文が合わない子」の違いをまとめてみました!
- 集中力がなく気が散りやすい
- 好きなことじゃないと頑張れない
- 横に張り付いていても、名前を書くのに30分かかる
- とりあえず親から言われたことはこなすことができる
- 続けていくうちに自分で「楽しさ」「目標」を見つけて燃える
- 声をかければ宿題をなんとか次の公文の日までに終わらせられる
公文が合わない子は、「楽しい」と思える好奇心が無いと頑張れない。
逆に、公文が合う子は、とりあえず頑張ってみる能力があるので、総じて何でもこなせるタイプが多い。公文を頑張れるタイプは、ピアノも頑張れるタイプだったりします。
公文が合う子ってどんな子?
公文の宿題は、毎日同じような読み書き・計算問題をひたすら1日5枚づつこなす必要があります。
公文の宿題を、親に言われなくても毎日喜んで解く子どもは、かなり稀です。
通常は、親が「今日の公文の宿題は終わったの~?」と声掛けが必須。
理想は、公文を毎日やるのが当たり前になり、決めた時刻に自ら始められる子なんですが、我が家の子ども達3人は、そうはなりませんでした(泣)
私が考える「公文が合う子」とは、親が声掛けを1日2~3回すれば、次回の公文教室までに公文の宿題を終えられる子です。
親の労力が「1日2~3回の声掛け」程度で済むなら、その子は「公文が合う子」ですよ!!!
公文が合わない子ってどんな子?
では、公文が合わない子ってどんな子なのかというと。
「親の声掛けだけでは公文の宿題をやることができない子」です。
わが家の「公文が合わない子」がどのように公文宿題と向き合っていたかというと
親はまだ余裕あり
- 宿題をやる時刻を決めても守らない
- 優しく声掛け
- 少し厳しめに声掛け
- 厳しめに声掛け
- ゲームを終えたら公文を頑張れると約束
- ゲームを終えたのに公文を頑張れない
- 親が横にへばりついても終わらない
- 寝る時間が差し迫っても子どもは動じない、親が焦る
- 親が怒り狂う
親イライラMAX
【公文】親が気を付けるたった1つのこと
ずばり、公文を続けていく上で親が気を付けるたった1つのことは、
親は公文の進度にこだわらない
これに尽きます。
- 長くやっているのだから、3学年先まで先取りしてて当たり前
- 中学受験が本格化するまでに、F教材(小学6年生相当)まで終わらせなきゃ・・・
そう思っていた過去の私へ向ける言葉でもあります。
公文が合わない子でも、1日1ページであっても継続していれば、公文の成果は出ます!
ポイントは3つ。
- 子ども自身が進度にこだわるのはOK。親が進度にこだわるのはNG。
- 嫌がる場合は1日3枚とかペースを落として子どものペースでとにかく継続。
- 自主的に決まった量の宿題を次の公文までに終えられる自己管理が最重要。
公文を辞めて別の勉強法にするタイミング
- 親が進度、月謝にこだわってしまい疲れ果てる
- 親子関係が悪化すると感じる
進度にこだわらない、と心がけたところで無理なものは無理。
1日1~2枚ペースでは、月謝代のモトが取れないって私は思ってしまって無理でした。
過去の単元に戻って、簡単な問題をやり直すのも、私自身が耐えられなかった。
そんなわけで、「公文が合わない子」と公文を頑張ってみた私ですが、結局2年でギブアップでした。
どこまで親が頑張るか悩む場合は、公文の単元でどこまで進めるか決めて、目標達成したら辞めるのが親子にとって達成感もありおすすめです。
どの単元まで頑張るか、辞め時について書いた記事はこちらになります。
次に、試行錯誤してきた私が、公文が合わない子におすすめの勉強法を書いていきますね!
公文が合わない子におすすめの勉強法
公文が合わない子には、下記2つのどちらかを満たした勉強法がおすすめです!
- 知的好奇心を刺激して楽しめる通信教材
- 集中せざるをえない環境(通うスタイル)の習い事
公文の代わりになる、実際に利用して良かった学習方法を次に書いていきます!
公文の代わりにやって良かった学習方法1.RISU算数
まずは公文算数の代わりになって、実際にやってよかった通信教材。
RISU算数がおすすめ。
公文とは違って、タブレット学習なので家庭学習をを始めるハードルが低い。
親の声かけだけで、1つだけでもやるか・・・と、公文よりも重い腰が上がりやすいようです。
1日の宿題のノルマが無いのも大きい。公文は1教科1日5枚だとしても、1日さぼってしまうと翌日は10枚やらないといけない。表裏合わせて20ページ。
さらに重い腰が上がらない・・・という悪循環で、算数が苦手な場合は勉強自体が嫌いになりかねない。
これが公文を家庭で継続することの難しいところ。
RISU算数は、当日の自分の気分で勉強する分野、量を決められます。
親は1か月あたりの進度を把握する必要はあるけれど、その中でどのように進めるかは子どもに裁量権があるので、公文のような宿題のストレスなく継続できます!
詳しくはこちらの記事も参考にしてくださいね。
クーポンコードbor07aを入力しないで申し込んだ場合、1年間の契約になってしまうので、必ず入力しましょう。
また、お試しのみで返品の場合、タブレット返却の着払い送料1980円(税込)は負担が必要です。
公文の代わりにやって良かった学習方法2.ブンブンどりむ
公文国語の代わりになるのはブンブンどりむ。
公文国語は文章から答えを抜き出して書き出す作業が作文能力の強化になっています。
ブンブンどりむは別の視点で、自分の意見を自由に書くことから作文能力を高めてくれます。
公文国語もブンブンどりむも、どちらもたくさんの文章、物語を読めるところは共通ですが、書く内容についてが異なる。
公文国語は機械的に答えを書き出す作業、ブンブンどりむは題材から想像や考えを膨らませて自分の考えを書く作業。
子どもにとって向いている方法で、作文能力向上にアプローチしましょう。
ブンブンどりむは無料おためし教材を小学1年生~6年生の全学年分もらえるので、ぜひ試してみてください。
公文の代わりにやって良かった学習方法3.進研ゼミの学びライブラリー
進研ゼミは、小学校の学習指導要領をまんべんなく網羅していること、コスパが良くて楽しく続けられる工夫があるので、家で勉強できない子は一度試してみてほしい。
何より、公文国語の代わりとして、進研ゼミの学びライブラリーは大変良かった。
小学生におすすめの、さまざまなジャンルの本を自由に読める電子書籍です。
多読することで学力の底上げになります。
好きなシリーズを見つけたら、そこから一気に多読・速読の訓練を自然とできるようになります。
詳しくは下記の記事をご覧くださいね。上の子は、公文国語のみ合っていたので5年半続けたのですが、学びライブラリーのおかげで得意な読解がさらに強化されました。ちなみに公文算数は全く続かなかったです(苦笑)
進研ゼミは2か月から入会可能。特に長期休暇前は1か月入会キャンペーンなどやっていています!
手続きすればすぐに自宅のPCやタブレットからまなびライブラリーにアクセス可能!
公文の代わりににやって良かった学習方法4.ワンダーボックス
ワンダーボックスは、子どもの「楽しいという気持ち」を最大限勉強に繋げてくれる通信教材です。
- 公文と真逆の勉強へのアプローチをしてくれる
- 気軽に無料体験ができる
- 自分のタブレットを使うので始めるのも辞めるのも手軽
ワンダーボックスは、公文とは真逆。
プログラミングに必要な思考力や閃き、理系センス、立体感覚、芸術要素を遊び感覚で磨けます。
一番「勉強をさせる」ことに苦労した2番目の子は、気軽に試したワンダーボックスが起点となって、プログラミングを楽しく学び続けています。
公文とは違って、楽しい気持ちを勉強に繋げてくれる教材なので、やらせるというより、親も一緒に楽しむスタンスで見守れたのも良かったです。
公文の代わりににやって良かった学習方法5.キュレオ(プログラミング教室)
通うスタイルのプログラミング教室は、集中力を切らさずに続けることができました。
良かった点は
- 小3で習うタイピングの学校の授業で、勉強に自信がつく
- プログラミングの論理的思考能力が確実に身につく
- スクラッチで自力で自由に設計して遊べるようになる
1回1時間、月4回。2年間(24か月)続けました。
正直、プログラミング教室がどのように子どもによい影響があるか半信半疑でした。
キュレオはタブレットのみで座学です。ロボットプログラミングの教室に比べると地味に見える習い事。
しかし、2年間続けてみて、プログラミングに必要な論理的思考能力が育っていることを実感しました。
目的を達成するために、既習の知識や技能を組み合わせて、順序立てて考察したり、関係性を理解したりする能力
キュレオは歩いて行ける距離にあり、近所の個別指導塾でやっているので、無理なく続けられます。
実にコスパがいいし、子どもの負担も少なくて済むと感じました。
公文とは違うアプローチで子どもの自信を育てて、長い目で見て大きく成長する可能性がある習い事です。
公文が合わなくても、続けたことは後悔していない!
うちの2番目の子は、公文が合いませんでしたが、なんだかんだで2年間続けました。
小学校1・2年生の時に公文をやっておいて良かったと、小学校高学年になってからすごく実感します。
全然集中しない子で、1日の宿題の枚数の進み具合も2枚くらい・・・ってひどいものでしたが、それでも本人のペースで続けたおかげで読解力や計算力の基本は問題なし。
今はケアレスミスが多いのが悲しいところですが「子の成長を親は待つのみ」と悟りを少し開き始めたところです(笑)
また、本人は公文の代わりに始めたワンダーボックスやキュレオ(プログラミング教室)がきっかけとなり、今ではロボットプログラミングや、パソコンでマイクラをコードで書いて遊ぶなどしています。
公文は無理だったけど、プログラミングは継続して学べています。
おそらく中学生以降は、プログラミング言語を学ぶ方向にいきそうで、そっちの方向で得意なことが開花しそうです。
何事も、やってみることで本人の得意や適性が見つかり、本人の自信につながります。
公文も、頑張った経験は宝物になります!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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