公文

【公文のやめどき】いつまで続けるか迷ったら、3つの観点から判断しよう!

公文の辞め時を3つの観点から解説
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公文を続けるべきか、辞めるべきか。

子どもにとって、どっちが良い方向に進むか、親は悩みますよね。

公文の宿題はやらせるの大変だし、本当に子どもの為になっているのか疑問を感じることも。

そこで、この記事では私自身の経験をもとに、【3つの観点】から、公文の辞め時を解説します。

公文の辞め時・3つの観点はこちら!
  • 教材の進度の観点
  • 中学受験の進学塾に切り替えるタイミングの観点
  • 子どもと公文の相性からの観点(宿題をこなせるかどうか)

3つの観点から、ご自身のお子さんが、公文をいつまで続けるかを総合的に判断しましょう!

この記事が、公文を続けるかどうか、モヤモヤした悩みを整理できる手助けになれば嬉しいです。

この記事を書いた人
  • 3人子持ちの主婦・薬剤師
  • 子ども2人が公文に通っていた(1人目→5年半、2人目→2年)
  • 自身も小学生の頃に公文の経験あり
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我が家の子ども2人が公文を辞めた時期、進度状況、なぜそのタイミングだったかの体験談もあるよ!

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公文算数には辞め時がある

まずは1つ目の観点、教材の進度から整理しましょう。

公文算数に求めるものって、計算の速さと正確さではないでしょうか。

であれば、

公文算数の目的が計算力であれば、公文算数D150までで目的は達成です。

D150で、割り算の筆算が終了します。

D150以降からは分数になり、途端に計算がラクになります。

D150以降の分数以降に入ると、今までの計算力を活用して分数や小数の問題を、解き慣れていく段階に入るのです。

分数の計算方法や、小数を分数に直して計算する方法は、やり方を知ればできること。

先取りする意味はあまり無いかなと個人的に感じます。

公文算数で教わるD150以降の内容は、四則計算の計算の速さと正確さを身につけていれば、学校で習うタイミングでも十分対応可能。

せっかく先取りするなら、分数や小数の概念をイメージできたり、図形や立体感覚を養うような、思考力を鍛えてくれる教材を使ったほうが、算数の文章問題にも強くなっていきます。

なぜかというと、小学校高学年の算数になると、面積、体積、速さの単位の換算や、割合の概念、図形問題が、文章問題形式で出題されるようになるんですね。

数の大きさの感覚、分数や小数のイメージを持っていないと、太刀打ちできない問題になってくるんですね。

公文では数字の大きさをイメージさせてくれる問題は無いです。

もちろん、公文算数をF教材の小学6年生まで終えたことに自信を付けてから辞めるのもアリ。計算に慣れておくことは、メリットしかありません!

そして、自分が頑張ってきたことに自信を持つ経験は、とっても大事!後々、何かしらの壁に当たったとしても、自分で頑張れる子になります。

しかし、公文を続けるか悩む場合には、公文算数の節目としては、D教材150まででひと段落となります。

公文算数は、B教材の引き算の筆算が大きな山場と今までの経験上感じています。B教材を乗り越えると、D教材150まではあっという間です。

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公文国語に辞め時は無い

逆に、公文国語は続ければ続けるほど、多読や書き取りによる読解力や速読の力が付きます。

公文国語に辞め時は無し。いつ辞めてもOKです。

あえて辞め時をあげるとすれば、F教材の小学6年生の範囲を終えたタイミング

小学校の常用漢字を一通り予習できるメリットがあります。

一度やっておくと後がラク。

何より、小学校の範囲である「F教材まで終えた」という達成感は大事です。

うちの1番上の子は、結果的には公文国語のおかげで勉強への自信がつきました。

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中学受験の進学塾に切り替えるタイミング

2つ目の観点は、中学受験を考えている場合になります。

中学受験の内容は、公文だけでは太刀打ちできないです。

小学4年生に上がる少し前、小3の2月から進学塾のカリキュラムは本格的に始動します。それに合わせて、公文から進学塾に切り替えるのは自然な流れとなります。

公文で培った基礎学力は絶対に中学受験で役に立ちます!

教材の進度の進み具合に関わらず、中学受験を予定しているなら、スッパリ切り替えたほうが良いと個人的には感じています。

なぜかというと、初めの半年間、もしかしたら1年間は、塾のシステムやカリキュラムに慣れるのに、親子ともども精いっぱいだからです。

塾の授業をしっかり聞いて理解すること、宿題をすること、予習復習をすること。

これができれば成績は上がりますが、まず授業内容を理解するところが、中学受験は大変です。

また、塾に通ってみないと、子どもが授業内容についていけるかはわからないし、苦手分野が見つかったりもします。

そんな、子どもに合った塾を選び直す時間や、苦手を克服するための時間を考えると、やっぱり中学受験はやるなら小4から始めたほうが良い、と個人的に感じます。

中学受験の勉強方法の流れに早めに慣れておいたほうが、有利なのは間違いないです。

中学受験するかまだ決めかねている場合は、小5、小6で考える、でもちろんOK。

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子どもと公文の相性(宿題をこなせているか)

3つ目の観点は、「子どもと公文の相性」です。

宿題をきちんとこなせているかがポイント。

1日5枚ペースで、親子でわちゃわちゃしていても、なんとかこなしていれば公文を続ける価値はあります。

スランプで1日2枚とか3枚になる時期があったとしても、自分がいつ集中できるのか、いつ勉強をやってしまうのが効率的か、試行錯誤して決めていける自律した子になります。

勉強は自制心や忍耐力がやっぱり必要。己にうち勝てる自信になるんですね。

ただ、どうしても無理な子は無理です。

どこまで頑張れるかは、公文の場合は親にかかっていると私は感じます(初めから自主的に頑張れる奇特な子以外は・・・)。

具体的にどのように親が対応すればよいかは、こちらの記事を参考にしてくださいね。

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目には見えにくいですが、公文の宿題で試行錯誤するメリットはあります。

  • 何とか続けられた自分に自信を持てるようになる
  • 勉強の習慣をどのように維持するか、自分で考える機会になる
  • 親子で勉強をなぜしないといけないのか、話し合うコミュニケーションになる

すぐ公文が合わなくて辞めたとしても、この経験はしておいて損はないです。

公文の宿題が進まないのが理由で辞める場合でも、大事なことは「よく頑張った!」と子どもを認めてあげること!

学年以上に進めずに辞めたとしても、数か月ですぐに辞めたとしても、です。

辞めずに続けていれば違ったかも、と心の中で思うことは度々あっても、子どもに言ってもいいこと無いので気を付けましょう。難しいけどね。

(参考)公文を辞めた理由。うちの1人目、2人目の話。

具体的にうちの2人の子ども達の公文を辞めた理由とタイミングを書きますね。

かもねむ堂ひよこ
かもねむ堂ひよこ
参考にしていただけると嬉しいです
始めた時期 辞めた時期 続けた年月 辞めた理由
1人目 年少(国語のみ) 小4になってすぐ 5年半 ・国語がF教材終了

・進学塾に切り替え

2人目 小1(国語・算数) 小3になってすぐ 2年 ・算数D150まで終了

・自主的に宿題やらない

1人目は公文算数をすぐに辞めてしまい、公文国語だけ長く続けました。進学塾に入ってから単純な計算のケアレスミスに苦戦した時期がありました。結果論ですが、公文国語で自信をつけたことが、勉強面では良い方向に向かっている現状です。

2人目は私が公文の宿題をやらせるのに疲れてしまいました(笑)。算数D150まで終わったので、計算力は十分つき、目的は達成したということで辞めることにしました。ちょうど小学校3年生に上がるタイミングで、丸2年間頑張ったキリの良いタイミングでした。ちなみに国語はDⅠの途中で辞めました。

2人目は中学受験をするかまだ未定です。公文を辞めた後の小3の自宅学習方法をまとめた記事はこちら。

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公文の辞め時を整理すると

公文の辞め時、3つの観点を書きました。

もう一度まとめると

  • 教材の進度の観点→算数のD150が辞め時を考えるポイント!
  • 中学受験の進学塾に切り替えるタイミングの観点→小4に進級する前、小3の2月がターニングポイント
  • 子どもと公文の相性からの観点→宿題をこなせているか。

になります。

子どもと親にとって、ちょうど良い辞めるタイミングが見つかりますように。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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