公文国語を年少の秋からずっと続けてきた娘。
通信教育に興味を持ち始め、公文を辞めて他のことをしたいと言うようになりました。

当時、タブレット学習にまだ抵抗感を持っていた私は、Z会で紙ベースの冊子学習で通信教育を受けてみることを提案。
小学校1年生の終わり頃からZ会を開始しました!公文は休会!
Z会を続けられる子は、塾に行かなくても受験を乗り切れるという話を聞いていたので、我が子がそうなってくれたら願ったり叶ったり!!!という節約志向の考えもありました(笑)
結果的に、娘はいったん辞めた公文をやっぱり続けたい!となりました。
公文は国語だけ継続しつつ、Z会も1年ほど併用。
Z会は2年生を終える段階で辞めました。
Z会を続けたのは1年と少しばかり。
続けてみて、公文との決定的な違いが3つあったので、まとめました。
Z会を続けられる子は、もともと勉強が好きな子
Z会は、学年の内容に沿って進んでいるように見えて、実は学校で習っていない単元が数か月早くテキストに出てくることがよくありました。
引き算の筆算は、学校では小学2年生の6月頃に習うのに、5月のテキストに出てくる、みたいな。
そして、公文との圧倒的な違いはここ!
Z会:学校でまだ習っていない単元でも、「思考力を伸ばすための良問」、つまり難問が出題される。
公文:反復練習で反射的に身につけていくスタイル。学年以上の単元でも慣れればできる。
娘はさっぱり解き方がわからないので、やる気を無くします。
私が一緒に読んで、一緒に考える形になるのですが、そもそも娘は算数があんまり好きではない。
私も我が子に教えるのは苦手。ヒートアップしてしまうし、イライラもする。
解けた喜びを共有することも、たまーにありましたが、どちらかというとイライラしてケンカすることのほうが多かった!
当時、私は末っ子を出産してもうすぐ職場復帰~仕事開始という時期でもあり、じっくり時間を作るのも大変でした。
今思えば、タブレット学習を選択しておけば良かったのかも、とも思います。
Z会は、思考力を伸ばす良問が多いのは納得できました!
でも、Z会を続けるためには
- もともと探求心があって、勉強を苦と感じない、勉強が好きな子
- 親がじっくりと子どものペースに付き合ってあげられること
この2つがないと、続けるのはキツイんじゃないかと感じました。
Z会には強制力が無いので、親が学習状況を把握する必要がある=親がしんどい

Z会:通信教育なので強制力がない。テキストを溜め込んでしまったら、親がなんとかするしかない。親の出番が多い。
公文:週に2回通うので、宿題をやらないわけにはいかない強制力がある。先生のタイプによってはかなり効果的。小3あたりのギャングエイジ(反抗的な時期!)にも通用する。親の出番は少ない。
通信教育だから、当たり前ではありますが・・・。
Z会の紙ベースの教材では、1か月分のテキストを終えた後、テストを家で自主的にやって郵送するスタイルでした。
発送期限は緩くて、数か月後でも大丈夫。
開き直って、2年生の最後のほうは、学校で習った単元であることを確認してから、テキストを解く形でやっていました。
学校の先生から教わったやり方で解いても、なかなか解けない問題については、私と一緒に考えながらテキストを解きました。
ただ、私が言わなければテキストを解こうとはしない娘。
テキストが溜まっていきました(悲)。
学校に毎日通っているだけで偉いと今なら思えますが、当時は私は肩に力が入りすぎてしまっていました(反省)。
Z会をやることが、娘も私もしんどくなっていき、きり良く小学校3年生に上がる手前で辞めることにしました。
赤ペン先生の採点が戻ってくると、すごく喜んでその瞬間はモチベーションが上がったんですけどね・・・。
あと、Z会をやって良かったこと!
120円切手を郵便局へ買いに行ったり、テストをポストに投函したりしたのは、良い社会勉強になりました。
公文を再開してから続けられた理由
一度はすっぱり辞めた公文。
Z会1本でやってみることにしたものの、3か月ほどで公文国語だけは続けると娘本人からの申し出で続けることにしました。
- 仲良しの同級生の公文仲間に、また続けようよと誘われた
- 週2回の公文教室に通うことが無くなって、寂しく感じていた
- 公文国語を年少秋から続けてきて、2~3学年先くらいをやっていた自分にいつのまにか自信を持っていた
公文は通信教育ではない分、費用はかさみます。でも、親の出番が少ないのは大変助かります。
娘が当時通っていた公文の先生は、子どもに勉強をさせるという意味ではとても優れている先生でした。
2日分ほど溜め込むことはあれど、次の公文教室に通う日までには、私が言わなくてもしっかり宿題を仕上げて行くようになりました。
公文を再開したのが自分の意志だったから、自覚も芽生えたのでしょう。
そういった意味では、いったん公文をやめてZ会に寄り道したことは悪くなかった!
Z会を続けられる子はZ会がおすすめ。費用と問題の質。

我が子はZ会に向いていなかったのですが、もしZ会のテキストにしっかり取り組める子であったなら!
母親である私自身がもっと勉強が楽しいと思わせる技量、余裕があったなら!
絶対Z会のほうがお値段的にもお得です。
Z会:紙ベースのテキスト教材 5,060円/月(小学2年生のスタンダード。国語・算数・経験ワーク。英語とプログラミング学習も含む)
公文:1教科7,700円/月(東京・神奈川)。3教科(国語・算数・英語)だと23,100円/月
思考力は中学受験以降とっても大切。
Z会の良問で、どんどん勉強する楽しさを味わって成績アップとなれば、その思考力と探求心こそが本来の学業の真の姿でもあるし、親はコスト的にも大助かりです。
我が家は公文に落ち着きましたが、Z会を試して子どもの様子をみるのはとってもおすすめです!
我が家が続けている公文には、公文の良さがあります。
なんといっても「継続は力なり」です。
継続することで自信がついて、子どもは化けます!

思考力は、進学塾に通い出しているので、塾の先生に引き出してもらいたい・・・。
まとめ
Z会と公文の決定的な違いはこちら
- 問題の質
- 強制力
- 費用
そして、実際にZ会と公文の両方を体験してわかったのは、
我が家には、Z会が向いていなかった
ということです。
子どものタイプもあるけど、Z会は母親の私がヒートアップしてしまい、しんどかった。時間的な余裕もなかったしね。
言うのが二度目になってしまうけれど、Z会のタブレット学習を選択しておけば、結果はまた違ったのかもしれません!
今回の記事が、参考になったらとても嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
