公文は思考力が育たないし、速く解こうとするから字が汚くなるし、何度も同じプリントの繰り返し。
意味ないんじゃないの?
そう感じる方は、多いと思います。
特に、これからの時代は論理的な思考能力や、創造力・応用力が必要と言われていますからね。
そう遠くない将来、人工知能(AI)を持ったロボットが、今人間がしている仕事をしてくれるでしょう(鉄腕アトムの世界!)。
そして、AIを管理するために、人間は、今は存在しない新しい仕事をこなしていく必要があるんだろうな~と、日本の片隅で主婦している私は感じています。
公文って、単純作業の最たるものなんですよね。
アラフォーの私が小学生の頃から、ほとんど変わっていない公文国語と公文算数の教材です。
ですが!
私は意味あるものだと感じています。
目的が明確なら、公文国語も公文算数も「意味あるもの」になりますよ。
- 基礎学力の習得(計算力、読解力)
- 学校の勉強への自信
- 公文宿題を継続するための試行錯誤・成功体験
公文をやる意味を3つ挙げてみました。実際に体験したからこそ言える、公文をやる意味です。
- 3人子持ちの主婦。薬剤師。
- 子ども2人が公文に通っていた(1人目→5年半、2人目→2年)。
- 自身も小学生の頃に公文の経験あり。
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公文の宿題で、基礎学力を確実に習得できる
公文算数なら計算のスピードと正確さを習得できます。
公文国語なら読むスピードと読解力を鍛えることができます。漢字も先取りできますね。
圧倒的な量をこなすことで、勉強の基本となる基礎学力はクリアできます。
どんなに深く思考することができても、簡単な計算をミスしてしまったり、読み取りが遅ければ考える時間は減ってしまうので不利なんですね。
基礎学力は大切です。
プリント学習をひたすら繰り返す公文の原始的な学習方法ですが、量をこなして身につけるという意味では、とても効率的なのです。
- 学校の成績がイマイチだから・・・
- 小学生になったらみんな公文に行くから・・・
上に挙げたような「なんとなく」の理由で公文を始めると、後悔します。
コストや労力の割に、公文意味ない(怒)ってなります!
学校の成績を上げるのが目的なら、スマイルゼミや進研ゼミなどの、楽しんで続けられる工夫が満載のタブレット学習のほうが絶対に良いです!
中学受験(受検)を検討中の方に是非読んでほしい、小学校低学年の子におすすめする通信教材6選の記事はこちら。
そんな、圧倒的な量をこなすには、第三者が入った方が確実にこなせるからこその、公文です。
↓公文の宿題を具体的に親が子どもにどのようにやらせるか書いた記事です。
だから、公文の先生は「教員資格を持たない素人」ではありますが、子どもに厳しくも温かく接してくれる、子育て経験者の先生が合っているんですね。
もし、公文の宿題で出される分量と同じくらいの計算ドリルを、家庭で同じようにやることができるなら、公文算数は「意味なし」です。
個人的に公文国語はやる意味があると感じます。
公文国語は即効性はないけれど、読解、書き取り、漢字のやってきた経験量が、どこかで花開く時がある。
↓公文国語が効果的だったことを詳しく書いた記事です!
中学受験の時かもしれないし、高校受験の時かもしれないし、大学受験の時かもだけど、すべての教科の底上げにつながります。
公文は思考力が育たないとか、中学受験には役に立たないとか言われますよね。
公文に最初から思考力を鍛えることを求めなければ大丈夫。
- 思考力は、公文以外の教材や、生活の中で育てる
- 中学受験は、小学校高学年になったら塾に切り替える
公文に何を求めているか、はっきりさせてから公文を始めれば問題解決です。
公文国語、公文算数の教材を、どこまでやるべきかは、公文の辞め時についての記事に詳しく書いています。
小学校低学年の間の勉強に自信がつく
小学校1年生~3年生の間の話になります。
小学生の頃って、やっぱり小学校が生活の中心なので、勉強についていけているか、ついていけていないかって、すごーく大事なことです。
公文をやっていれば、とりあえずは低学年の間は学校の勉強は心配無しです。
特に公文算数は即効性があって、計算の速さに自信がつけば、勉強全般に苦手意識なく取り組める可能性が高いです。
学校への勉強に自信がつくと、学校の生活面の色々なところで、相乗効果で積極的に動けるようになると感じています。
「井の中の蛙 大海を知らず」の状態ではあるかもしれないけれど。
それでも、小学校を楽しく自信をもって通う方法として、公文は役に立っているなぁと実感しています。
高学年になってくると、もう公文だけでは無理になるのですけどね。
中学受験(受検)を検討中の方に是非読んでほしい、小学校低学年の子におすすめする通信教材6選の記事はこちら。
公文宿題を継続するための試行錯誤・成功体験
毎日の宿題は苦行だけど、勉強ってやればできるようになるんだ、という成功体験を公文で得ることができます。
続けた先に自分の進歩を見いだせたら、今後の人生、コツコツ続けていれば何とかなるもんだ、って思えるものです。←私の経験です。
人より抜きんでる必要は全くなくて、1学年か2学年先でも十分です。
その子が、自分の計算する力が早くなった!読むスピードが上がった!漢字が書けるようになった!って思えればOK。
自分が集中して勉強できる時間帯はいつなのか、どの時間帯なら自分は頑張れるのか、公文の宿題をこなすことに試行錯誤するのも良い経験です。
毎日の時間の使い方を考える訓練にもなります。
親子で勉強方法について考えたり話し合ったり、たくさんしました。
やらなきゃいけないことは、なんとかしてやらなきゃいけない。
どうすれば辛さを最小限に、ラクして終えることができるか。たくさん試行錯誤します。
公文の目的が明確なら「意味なし」にはならない!
公文の目的が明確なら、公文に通うことはおおいに意味があることを解説しました。
- 基礎学力の習得(計算力、読解力)
- 学校の勉強への自信
- 公文宿題を継続するための試行錯誤・成功体験
特に、公文の宿題に試行錯誤した経験は、子どもが受験に挑む時に、自分で自分を律するのに役立つ経験になりますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
中学受験(受検)を検討中の方に是非読んでほしい、小学校低学年の子におすすめする通信教材6選の記事はこちら。
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