公文は自分のペースでどんどん先に進めるのが良いところですね。
ネットで調べると、小学生で中学生・高校生レベルの進度を学習をしている人がたくさんいることに驚きます。
我が家はそんなにすごくはありません。
でも、だからこそ、公文式を考えているご家庭にとって、参考になる記事が書けるかなと思って、今までの経験を書いています。
中学受験にスムーズに移行できるよう、小学校4年生に進級する時点で、F教材(小学6年生相当)を修了すること
私が公文を気に入っている理由はいくつかあります。
- 家での学習習慣がつく(コレが一番!)
- 鉛筆でひたすら紙に書く経験を、子どもの頃にしてほしい
- 家と学校以外の居場所の1つになること
- 公文国語でたくさん物語を読めること
- 公文国語で漢字を一通り先取りできる
- 公文算数で反射的な計算のスピードを身につけられる
- 勉強には反復練習に耐える経験が役に立つと思っている
とはいっても、1人目の娘は、公文算数で筆算を繰り返し解くことがどうしても無理でした。
公文算数はすぐに辞めています。
結果的に、1人目の娘は公文国語を続けた自信が、中学受験を頑張るモチベーションになっていると感じます。

公文算数をしていなかったので、計算のスピードは普通ですが、正確に解くことは小学4年生で塾に行っている間になんとか身につけることが出来てきました。
入塾時は計算問題が壊滅的で、公文算数をやっていればよかったと思いましたが、本人のやる気があれば少しずつ取り戻せます。

2人目の息子は、小学生になってから公文国語と公文算数を始めました。
子どものタイプを見極めて、公文を開始するタイミングを決める参考になればと思い、この記事を書きました。
公文のF教材(小学6年生相当)を終えられるか
小学校に入ってから公文を開始しても、小学校3年生を終える頃にF教材(小学6年生相当)を修了することは可能です。
実際、娘の友だちは小学生になってから始めて、あっという間に娘を追い抜いていきました。
1人目の娘は、公文国語を1日5枚ペースでやっていました。
いつもは2学年先表彰を受けていて、たまにタイミングが良くて3学年先表彰を受ける進度です。
小学生になってからは、1年間に1学年半~2学年相当分の教材を終えるペースで進みました。
幼児の頃のアドバンテージが少しあるとはいえ、1日5枚ペースでも小学校4年生になる前に、公文国語をF教材(小学6年生相当)まで終えられました。
くもんの運筆教材「ズンズン」と同じ市販ドリルで子どものタイプを見極める
1人目の娘は年少の秋から公文国語を始めました。初めは1日に国語5枚、ズンズン5枚の計10枚です。
娘は年長になってA教材(小学一年生相当)の漢字が出てくるまでは、楽しく毎日解いていました。
娘は市販のドリルを与えても、あっという間に終わらせてしまうタイプだったので、公文国語を幼児のうちから開始して良かったです。
でも、2人目の息子のような、ドリルを与えても全然自分ではやらないタイプは、公文を始めたらたぶん親が地獄を見ます(笑)
息子は興味が無いと全然やる気が出ない、わかりやすい子です。
年少の頃の息子には、市販の公文のドリルを、一緒に少しづつ気が向いた時にやるくらいでちょうど良かったです。
市販の公文のドリルは、このようなのを使っていました。
息子は年中になってから、市販のドリルよりコスパが良いという理由で月刊ポピーを定期購入していました。

年長の夏休みからは、スマイルゼミで少しずつ勉強習慣を身につけました。
タブレット学習なので、食いつきが良かったです。

公文の反復練習に我が子が耐えられるか見極める
公文の宿題は、反復練習で面倒だしやる気になりません(私自身も子どもの頃経験あり。)
やる気になってもらうため、本人の希望はできるだけ沿うようにしました。
1人目の娘の時は、公文国語だけは続けましたが、他の科目は本人の興味が失せれば辞めました。
本人の希望で、公文を休会してZ会1本でやってみたり、進研ゼミに浮気もしましたを併用したりもしました。
本人の意思で、やっぱり公文国語を続けていきたいとなりましたが、もしZ会が肌に合っていたら、Z会一本でやっていっていたと思います。
(Z会は、高度すぎて通信教育では継続できませんでした。)
進研ゼミは、色々な理由で辞めました。いつか記事にします。
漢字検定テストは、公文国語を継続するモチベーション維持に効果的でした!

そして、今現在、小学1年生の2人目の息子ですが、彼は上の姉を見続けているので、「遅くとも小学生になったら公文をやること」が当たり前と刷り込まれており、今のところきちんとやっています。
学年より上の難しい問題になってくるとわかりませんが、「2人目からは楽」というのは、本当だと実感した次第です(笑)
ニンテンドースイッチでゲームをするために、学校の宿題と公文を終わらせることを頑張っています。
小1の5月の無料体験から入会しても遅くない
2人目の息子は、小学一年生の5月の無料体験から公文を開始、今は12月なので、そろそろ8か月経つ頃です。
国語は、自分の学年相当(A教材)の後半にあたるAⅡ教材に入っており、学校ではまだ習っていない漢字が出てくるようになりました。
算数はB教材(小学2年生相当)にもうすぐ入ります。
この後の本人の様子や取り組み方次第ですが、学年の先に進む進度は、公文の先生と相談して決めていきたいと思います。
国語は漢字があるので難しいし、算数の倍量あるのでボリュームがあります。
算数は国語の半分の量で1学年分の教材を修了できるので、息子は計算が好きなので算数だけはF教材を終えられる進度でいきたいことを公文の先生に相談する予定です。
見極めるのは難しいですが、一番近くで子どもをみている親が判断して、自信をもって先生に相談してくださいね。
各教室の先生方の宿題の出し方や進度の方針は、それぞれポリシーがあると感じます。
学年を超える進度の教材の進め方について、その教室の先生の考え方を、入会時に確認しておくと、相性のいい先生を見つけられると思います。
まとめ
公文を開始する時期について、子どもの性格や状況を見極めた上で判断してくださいね。
私の経験談が、少しでもお役に立てたなら、こんなに嬉しいことはないです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。