小学1年生の5月から公文を始めた息子。
サクサク宿題をこなしてきたのですが、公文算数のB教材に入ってから、なかなか宿題に集中して取り組めなくなりました。
なんとか5か月かけて公文算数Bをクリアしました。
公文算数Bは、反復して毎日解き続ける公文算数の、一番初めの高い山であることは間違いないです。
- 公文算数Bが難しい理由
- 公文算数Bにつまずいた時の公文の先生の対応方法
- 公文算数Bにつまずいた時の親の対応方法
こんな方に読んでほしい
- 公文の宿題を積極的に進められないお子さんに困っている親御さん
- 他の教室の公文の先生の対応方法を把握して、自分のお子さんに役立てたい親御さん
- 3人子持ちの主婦・薬剤師
- 子ども2人が公文に通っていた(1人目→5年半、2人目→2年)
- 自身も小学生の頃に公文の経験あり
- かもねむ堂の詳しいプロフィールはこちら
公文算数B教材が難しい理由
公文算数のB教材は、小学2年生相当の教材です。
足し算と引き算がメインになります。
1つ前のA教材(小学1年生相当)で、足し算と引き算の簡単な問題に慣れた後に取り組みます。
公文算数B教材が難しい理由
- 2けたや3けたの足し算・引き算の筆算をひたすら解く
- 繰り上がり、繰り下がりを頭の中で処理をする訓練なので集中力が必要→公文は余白に答え以外を書き込まないよう指導されます
- 1枚の表と裏で16問なので、1日5枚ペースの宿題の場合、毎日80問解く必要がある(大人でも面倒くさいと感じる分量です!)
実際に子ども2人がやってみて、B教材が高い山だと感じるのは上に書いたことが理由です。
公文式オフィシャルサイトKUMONより引用した教材の一部がこちらです。
私は公文にはメリットもデメリットもあると感じています。
メリットがデメリットを上回るので公文に通わせていますが、勉強法は合う合わないが確実にあります!
- 集中力と根気が養われる
- 日々の中で、いつ勉強するか自分自身で計画を立てられるようになる
- 計算が早くなる
- 達成感が得られて勉強が楽しくなる
- 週2回の公文教室に通うことは苦ではなく、教室では集中して終わらせられる。(親が宿題の面倒を見るのは週5だけでOK)
- 公文の先生に進捗状況を相談ができる(その公文教室の先生のキャラクターに左右はされる)
- 自分から宿題をやるようになるまでは、親が根気よく宿題の声かけや、側に付きっきりで付き合う必要がある
- 公文自体に拒否反応を示してしまう可能性はある(反復・単調が向いてない子は向いてない)
- とにかく速く終えられるように、機械的に問題を解く集中力になると感じる
- 月謝が高い(爆)
公文算数のB教材は、このメリットデメリットを親が特に強く感じることとなりました。
公文算数Bの宿題を拒否する息子に親はお手上げ
公文算数のB教材になってから、息子はなかなか宿題を始めるエンジンが家でかからなくなり・・・。
親として強めにやるよう促したりもしましたが、息子の性格的に本当に無理な時は無理でして、私とバトルとなっても無理でした。
あんまりやりたくないけれど、「宿題を終えないとニンテンドースイッチでゲームをしたらダメ」という決まりをつくっても無理。
ゲームしなくていいから公文の宿題もしたくないという状況になりました。
親は手を尽くした・・・万事休すという状況になり、全く手を付けていない白紙の宿題のまま公文教室に向かうことになりました。
公文の先生の対応方法
今通っている公文教室の先生は、マメに学習状況をメールでお知らせしてくれる先生です。
全部100点でミスなくできていることを褒めてくれることもあれば、やんわりと字が汚すぎるので家庭で少し見てあげてくださいとお知らせしてくれたりもします。
そんな先生に、宿題が手につかなくなってしまったことをメールで相談しました。
そこで先生から提案があったのは、次のようなものでした。
- 公文教室に通う日(週2)だけ今のB教材をすすめる。ただし3枚だけ。
- 家で宿題の日(週5)は、A教材に戻って3枚~5枚を先生が様子見て宿題を出す。
結果的には、この方法にして大正解でした。
とにかく、家で毎日宿題をする習慣を崩さないようにすること、毎日頑張っていることを褒めて、自信を持ってもらうことが大事でした。
親としては、このペースじゃいつまでたってもB教材が終わらないじゃん~と、少し心配&お月謝がもったいなく感じてしまった(←本音!)のですが。
結果的には、このペースで5か月間でB教材を終えることができました!
A教材に戻った当初は、簡単な足し算の問題でしたが、とにかく面倒くさがってなかなか宿題を終えられませんでした。
ところが、いつの間にか少しずつ集中力が戻ってきて、できるようになりました。
学校でも足し算の繰り上がりの筆算、引き算の繰り下がりの筆算をやるようになったのも、続けられるようになった理由の大きな1つですね。
親の対応方法
- 優しく言ってみたり、強く言ってみたり
- 終わるまで付きっきりで側にいたり
- 消しゴムかける担当になったり
- 時には鉛筆担当にもなったり(小声)
- ゲームやるやらないで駆け引きしたり
- お菓子のご褒美をぶらさげたり
正解はよくわからないけれど、ある意味、公文を通して親子で荒めのコミュニケーション(バトル?)をとってきました。
勉強する意味とか、将来の話とか、息子とたくさんしました。口が達者な3歳年上の娘が、息子側に加担してきて手強かった。
子どもは親の思い通りには動きません。
ニンテンドースイッチのルール
ニンテンドースイッチは、我が家のルールがあります。
- 1日30分の制限時間
- その日の公文を終わらせていれば延長OK
- その日の公文がまだ終わっていなかったら、ゲームの延長は絶対にしない
ゲームには暗証番号を付けているので、30分経ったら強制的にできなくなります。
年上の娘はあまりゲームをやろうとしないので、この制限は息子に対してかけています。
公文を終えていれば、私が暗証番号を解除します。延長した後のゲームを終わらせるかは、本人に任せています。だいたい1時間前後で自分から辞めていますね。
公文の宿題を下校後にすぐにやる気にはなれないようで、30分でいいからゲームして、その後にオヤツ食べて、習い事がある日は習い事に行き、習い事がない日はリラックスタイム。
そして、夕飯近くなって公文の宿題をやる気力が出てくる・・・って感じです。
夫からは、公文の宿題を終えるまでゲーム禁止にすればいいと言われているのですが、それはゲーム命の息子がかわいそうで、私にはできません。
学校から帰って来て、やっと自由!ゲームしたい!って気持ちは、私自身もそうだったからよくわかるんですよね。
口では厳しく言っている夫も、実際に私のように、学校から帰ってきた息子にゲームやりたいってせがまれたら、絶対ゲームやらせてあげちゃうと思う。
まとめ
公文算数のB教材は、乗り越えるべき大きな山であることは間違いありません。
C教材に入ると、九九表を見ながら九九を少しずつ覚える作業となるので、B教材より楽になります。
B教材を乗り越えると、お子さんの公文への向き合い方が、いい方向に変わったと感じると思います!
B教材に苦戦している親御さんにとって、この記事が参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
公文の反復作業が苦手な子はZ会が向いているかも!
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公文に悩まれている親御さんに役立つ記事、こちらにもありますのでご覧くださいね。