公文算数を途中で辞めたら計算力はどうなる?
公文算数を続けるか辞めるか悩んでる方の参考になればと思い、我が家の経験談を書きます!
- 公文算数を辞めるか続けるか悩んでいる
- 公文算数を辞めたら計算力はどうなるか知りたい
- 公文算数が本当に効果があるのか気になる
- 3人子持ちの主婦・薬剤師
- 公立中高一貫校受検を視野に、公文と並行して様々な通信教材を利用
- かもねむ堂の詳しいプロフィールはこちら
よろしく!
D150のタイミングで公文算数を辞めた経緯
うちの子は、小学生になってから2年間公文算数を続けました。
辞めたのは、小2から小3になるタイミングです。
ちょうどD150の時点で辞めました。
辞めた最大の理由は、公文の宿題を頑張らせる事に、親が疲れ果てたからです。
公文算数D150の時点まで頑張ってから辞めたのには理由があります。
四則計算(足し算・引き算・掛け算・割り算)を一通り終えるタイミングがD150なのです。
詳しくは、公文を辞めるタイミングについて詳しく書いているこちらの記事をご覧くださいね。
【結果】公文を辞めて1年経ってどうなった?
小学校3年生の1年間、家での勉強はほどほどにしていました。公文の宿題に疲れ果てた私は、この子には勉強を強制するより、自分が興味を持ったことをどんどん深めたほうが合ってると感じたためです。
算数の自宅学習に関しては、通信教材(進研ゼミ)を夏休みに1か月利用した以外は、時々問題集(はなまるリトル算数3年生)を解いてもらう程度でした。
そんな1年間を経て、算数の状況がどうなったか書いていきますね。
計算力は十分速いし、数字のイメージもできる
公文算数を毎日解いていた頃と比べたら、計算のスピードは落ちました。
でも、学校のクラスの中では計算するスピードは十分に速い。
公文算数では習得が難しいと言われている、数字の大きさをイメージする感覚もあります。
小3の終わりあたりから、km・L・gなどの大きさの単位も習いますが、数字のイメージができているからか、理解できている。
公文算数を低学年のうちに習ったおかげで「学校の勉強を自分はできるんだ!」という自信が持てているのは大きい。
公文のおかげで、算数の授業を聞いて理解できる下地を身につけられたと感じます。
ケアレスミスが多くなった
公文をやっていた頃より、圧倒的に計算問題を解く量が足りないことで、ケアレスミスを連発しています。
簡単な繰り上がりのミスを連発します。特に掛け算の3桁×2桁の筆算ですね。
学校の宿題のプリントを、ケアレスミスのせいで1回で満点取れません。
毎日同じような計算問題を解いていた公文算数のトレーニングは、量をこなすことに意味があるのだろうかと疑問に感じたこともありましたが、有効だったことを実感しています。
小4になるにあたり、もっと家で計算問題を解く習慣は必要だと感じています。
見直しをする習慣を今後身につけるのも大切ですね。
小4で習う2桁の割り算のやり方をすっかり忘れている
先取りしていた小4で習う計算のやり方はすっかり忘れていました。
公文算数はD150の時点で割り算の筆算まで終えますが、割る数が2桁の筆算まで小2の終わりの時点で、うちの子できていたんです(2739÷28のような式の筆算です。)
【考察】公文算数で、こなした量の計算力は確実に身につく
計算問題を毎日コツコツ解く習慣は大切
毎日コツコツ勉強する習慣はやはり強いことを実感しています。
計算問題はやった分だけ確実に身につきます。
うちの場合は、公文算数を無理やりやらせることで勉強嫌いになる危険性もあり、公文算数から離れました。
ですが、なんとか頑張れる子は勉強への自信にもなるし、続けることをオススメします!
公文の先取りに意味があるかどうか
先取りした割り算の筆算を、うちの子は忘れてしまっていました。
ですが、家でちょっと教えたらすぐに思い出しました。一度できていたから当然ですね。
今後、小学校の授業で改めて習うことで、思い出してすぐに習得するんじゃないかと思われます。
だから、先取りが無駄では決してないです。
でも、学年以上の計算問題を、嫌がる子に無理やりやらせることは至難の業です。
公文算数をやってみて、頑張って続けられるなら続けたほうが絶対に良いけど、無理して親子で疲弊して続けることには、実体験から疑問を感じています。
【結論】公文算数を続けられるなら続けたほうが絶対にいい!
公文算数を1日1枚でも続けられる子は、続けたほうが絶対に良いです。
親が色々ためしても自分から頑張れないなら、続けることによる悪影響のほうが上回るから辞めたほうがいいかも。
その判断が親は難しいんですけどね。
公文宿題をやらない子への具体的な対応方法を書いた記事です。読んでみてくださいね。
【体験談】公文算数が無理な子はどうすればいい?
うちの子のように、公文のやり方が合わない子にとって、無理なものは無理なんですね。
以下に書くのは体験談ですので、参考にしてください。
2年間公文算数を頑張らせた弊害かと私は感じているのですが、うちの子は勉強に関して受け身になってしまいました。
子どもと相談して、公文の代わりに本人が「やってみたい!」と興味を持ってくれたプログラミング教室に通うことにしました。
プログラミング教室は色々ありますが「IT企業サイバーエージェントが教材開発していること」「通いやすいこと」「手頃な価格」が決め手になりました。
キュレオは2年間ちょっとで高校修了程度のプログラミング技能が身につく仕様です。
1年間ほど続けて、うちの子は毎週楽しく通っており、家でもスクラッチで設計を楽しんでいます。
合わない公文算数をイヤイヤやらせるより、今は自分が興味あることを楽しめる習い事をやるで良いかなと。
【参考】公文を辞めた後の自宅学習方法と今後について
まだ中学受験か高校受験かわかりませんが、その時に困らない程度の学力を自宅学習で積み上げる必要があります。
通信教材はとてもおすすめ。
ただ、うちの子は与えるだけじゃやるタイプではなく(笑)
公文を辞めた後の1年間の勉強法は、進研ゼミを夏休みの間だけ利用したのと、
国語の漢字はコツコツ漢検合格を目標に過去問を中心に勉強(公文国語の先取りが役に立ちました)。
漢字検定・漢検漢字トレーニング
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↑こちらの漢検アプリは、7級(小学4年生~)からになりますが、ゲーム感覚で攻略できるので、大変オススメです!
算数は割と放置気味でした。はなまるリトルは考える良問が多く、基本・練習・発展と分かれているので使いやすいです。
無理ない範囲でかいつまんで解いて楽しむを目標に利用しています。
あとは図書館に行く機会をなるべく増やしたり、キュレオをやっている学習塾の自習室で集中して問題を解いてもらったり。
中学受験を考えているなら続けるのがおすすめ
これは私の経験談ですが、中学受験を考えているならより一層のこと、公文算数は続けたほうがいいです。
続けられるなら・・・。
四則計算が正確にできること、計算が速いことは、中学受験で必ず乗り越えなくてはならない壁だからです。
塾に通いながら身につけることはもちもんできるけれど、入塾して半年ほどはかなり大変でした。
上の子の実体験談はこちら。
量をこなすことは、やはり有効なのだと実感します。
【比較】通信教材は有効?公文より良い?
辞めて1年間、通信教材を試したりしましたが、うちの場合、親がやっている範囲を把握し苦手な分野をやるように促さないと、子どもはやろうとしない。
通信教材の良いところは、勉強に興味を持てて楽しいと思えるところにあるけれど、
通信教材の悪いところは、苦手だったり面倒くさいと子どもが感じる分野は、子どもがひたすら避けてしまうところ。そこを親がうまく誘導できればこれ以上にないコスパ良しの良質な教材になるのですが。
公文と通信教材(進研ゼミ)をザックリと個人的な感想で比較するとこんなかんじ。
- 反復して同じ問題を解くことで勉強嫌いになる・無気力になる可能性あり
- 漢字や計算など勉強の下地が確実に身につく
- 毎日家で机に向かう習慣が強制的に身につく
- 勉強全般に興味を持って楽しめる
- 好きなとこだけやってしまう傾向。苦手分野克服は親の介入が必要
- 毎日家で机に向かう強制力はない
通信教材は、勉強全般に興味が湧くという意味では大変有効!金銭的にも助かりますね。
勉強が楽しいから、もっと勉強したいと自然に思えることで机に毎日向かう習慣がつけば一番良いのですがね。
無料資料請求でワークを取り寄せることができるので、とりあえず自宅学習用のプリントとして取り寄せて色々試してみるのをオススメします。
まとめ
公文算数は小学校低学年の子にとって、一度はやってみる価値があります。
公文算数D150までなんとか続けたからこそ、今の計算力になった。
だから、後悔はないです。
ずっと続けていれば、もっと計算力は維持できていただろうけど、公文の宿題を自主的に頑張れない子だったので、キリ良いところで辞めたことは賢明な判断でした。
やめた後の1年間は、興味が湧くことを色々試して良い経験になりました。
そして、苦手なことでもコツコツ自宅学習を続ける大切さも実感。
すぐに忘れちゃうんですね(笑)。でも、一度やっていたことは思い出すのも早そうだと感じています。
その子にあった学習方法は、結局試行錯誤の連続なんだと痛感しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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