小学校低学年男子が、歴史に自然と興味を持つ方法は何があるか?
興味を持ったら、その分野の勉強は楽しくなる!
なので、いろいろな勉強が楽しくなるきっかけを、生活の中でいつも探しています。
この記事では、「歴史(日本史)」に興味を持った体験談を書いています。
- 小学校低学年男子が、どこから歴史に興味を持つのか参考に知りたい
- 子どもが歴史に興味を持つ具体的な過程を知りたい
戦国武将人物事典で、戦い(合戦)に興味津々
きっかけは、3歳歳上の姉である娘が歴史にハマったことから、まずは始まります。
娘は戦国姫シリーズという児童書で歴史にハマりました。
娘は、公立中高一貫校受検の塾に通っています。
公立中高一貫校受検は思考型の試験なので、暗記する知識量は私立型入試に比べれば全然少ないです。
歴史については、小5の秋にサラッと日本の歴史の全体の流れに触れる程度です(小5秋の時点)。
私立型入試には対応できないけれど、そもそも子ども3人全員を中学から私立に通わせる財力は無い我が家。
公立中高一貫校受検一択で塾通いしています。(思考型入試の私立中受験は記念受験する予定。)
私立型入試よりも、時間的な余裕があるからこそ、習い事や好きなことに時間を費やせるメリットがあります。
歴史にハマったので、最近は子どもの目をひく、ビジュアルが美麗な歴史関連の本が家に増えてきました。
その中でも、小学校低学年の息子が惹かれたのは、この本でした!
「戦国武将人物事典」のどこに惹かれたか
戦国武将人物事典のどこに興味が引かれたかというと、関ヶ原の戦いなどの、歴史上の重要な戦い(合戦)についての解説ページ(合戦絵巻)に惹かれました。
絵柄がRPGゲームっぽくて、興味を持てる仕様になっています。
似たような歴史人物事典は他にもたくさんありますが、1つ1つの合戦(戦いの詳細)をわかりやすく、ゲームっぽく解説してくれている本は、この本が私も見たのは初めてでした。
写真は、川中島の合戦です。見開き1ページで合戦についてのポイントがわかりやすく書かれています!
我が家の小学校低学年男子が一番興味を持った理由はこのあたり。
- どんな順番で合戦が動いたのか、お互いの動きが順番に書かれていてわかりやすい。
- 陣地を増やしていく戦国武将の戦いが、ゲームみたいでおもしろい。
- 奇策などの勝てた要因を読むのがおもしろい。
- 誰対誰の戦いで、兵の数の差を見るのがおもしろい。
- 4コマまんがのエピソードがおもしろい。
他にも、たくさんの有名な合戦についてのページがあります!見開き1ページのときもあれば、1ページの時もあります。
また、その合戦が日本のどのあたりで起きたのか、たくさんの合戦の場所を日本地図上にまとめたページもあって、眺めているだけで楽しめます!
合戦絵巻で解説されている戦い
- 川中島の戦い
- 厳島の戦い
- 桶狭間の戦い
- 金ヶ崎の戦い
- 姉川の戦い
- 小谷城の戦い
- 三方ヶ原の戦い
- 石山戦争
- 長篠の戦い
- 手取川の戦い
- 本能寺の変
- 山崎の戦い
- 賤ヶ岳の戦い
- 小牧・長久手の戦い
- 第一次上田合戦
- 小田原攻め
- 文禄の役・慶長の役
- 耳川の戦い
- 沖田畷の戦い
- 摺上原の戦い
- 関ヶ原の戦い
- 第二次上田合戦
- 長谷堂城の戦い
- 大阪冬の陣
- 大阪夏の陣
漢字には全てルビがふられているので、小学校低学年でも頑張れば読める仕様です。
「退却」「家臣」「降伏」などの知らない単語もたくさん興味を持って知りたい!と聞いてきてくれました。
また、合戦の絵を眺めているだけでも、楽しめるようです。
この本の武将のイラストは、表紙に書かれた「美麗」という言葉通り、美しいです。
何人かのイラストレーターさんが手分けして書いているので、個性があってかなり絵柄は違うけど、どの絵もキレイ!
絵がキレイで自分の好みであることは、本を手に取るためにはとっても重要な要素!
ちなみに、関連するお姫様もけっこう載っています。
小説を読むのはまだ無理な息子なので、この本で歴史の重要ワードや歴史上の人物の相関や繋がりを、知って楽しんでほしいものです!
ドラマ「新・信長公記」で戦国武将の名前を覚えたのもきっかけの一つ
史実とはめちゃくちゃかけ離れた内容で、私はドラマの3話あたりで脱落してしまいましたが、娘は毎週楽しみにドラマ「新・信長公記」を見ていました。
自然と、小学校低学年の息子もドラマを見るように。
小学校低学年男子が興味を持つ「バトル」がテーマのドラマです。不良のタイマン勝負なのですが、戦国武将に無理やり(笑)絡めてお話が進んでいきます。
ビジュアルがとにかく派手で、戦国武将の俳優さんは、みなさんビジュアルが決まっていて素敵です。(私は武田信玄が好き。)
有名どころの戦国武将の名前を持った高校生たちが繰り広げるバトルで、勝つための策を練ったり、裏で取引きをしたりします。
いろいろツッコミどころ満載で、ストーリーもファンタジーすぎて付いていくのが私は大変なドラマです(汗)。
ですが、有名どころの戦国武将の名前を初めて覚えるにはとっても良いドラマでした!
息子は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、武田信玄、上杉謙信、伊達政宗、明智光秀、井伊直政、本田忠勝あたりは覚えたかな。
ありがたいことに、娘が息子にドラマのツッコミどころについて解説してくれたり、合わせて歴史についてもわかりやすく教えてあげているんですね。
本能寺の変とか、関ケ原の戦いとか、有名な出来事の、その前後の各武将の動きについて。
ツッコミどころとして、武田信玄と徳川家康は世代が少し違うので、実際に戦ったことはないけれど、武田信玄のほうが絶対に戦上手だ!とか。徳川家康が武田信玄を秒で倒す設定は有り得ないよね~、といった感じ。
そんなところから、息子は覚えた戦国武将の名前を「戦国武将人物事典」の中から見つけて読んで、ドラマとの違いを面白がったりしています。
まとめ
私自身は中学受験で、興味が無いのに歴史を丸暗記しないといけないという苦行を味わいました。
歴史の楽しさを知る前に、歴史という科目が大嫌いになりました。
本当に、もったいないことをしました・・・。
日本って、歴史が長いから覚えること多すぎ・・・アメリカなら数百年で済むのにって本気で思っていたあの頃。
大人になってから、日本の脈々と継がれてきた歴史の素晴らしさ、長い歴史の中で作られた日本の文化の奥深さを知って、日本に生まれたことに喜びを感じています。
一般庶民の我が家では、受験勉強は避けて通れないからこそ、子どもたちと些細なことではあるけれど「勉強って楽しい」と思えるきっかけをたくさん共有できればいいなと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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