読み聞かせが辛く感じてしまう、頑張り屋の親御さんにオススメしたい本を紹介します。
最後まで読まなきゃ、
書かれてる文章を全部読まなきゃ、
って、頑張りすぎて読み聞かせに疲れ果てることが、できない仕様の本です!
- 絵本の読み聞かせに義務感や負担感がある
- 読み聞かせをしたいけど、とにかく時間がない
- 寝かせる時刻に間に合わせるために、寝る前に読み聞かせの時間をじっくり取ることができない
読み聞かせに十分な時間が取れない。そんな罪悪感を抱く一生懸命な親御さんに。
読み聞かせの何が辛いかって、適当にすませてしまうところ。
1冊読むのは長すぎて、セリフをところどころ飛ばして読んじゃったり。
親が他にやりたい家事があって、読み聞かせ中にイライラソワソワしちゃったり。
しっかり子供に向き合えてない自分自身に自己嫌悪。
でも!!だからこそ!!
適当にできない性格の親御さんには、いい意味で適当なこの本がおすすめなのです。
毎日1冊読まなきゃ、時間がないけど頑張らなきゃって、そんな読み聞かせの罪悪感が、この本は初めから持たないで済む作りになっています。
「頭がよくなる!寝るまえ1分おんどく366日」は、一回の読む分量が、負担なく読める量!

名作・詩・歌・古典・短歌・俳句・名言が366回分収録されています。
絵本のような短い物語は全文。小説のような長い物語は少しだけかいつまんで紹介しているのが、この本の特徴です。
有名な物語の冒頭だったり
- 吾輩は猫である 夏目漱石
- 源氏物語 紫式部
- 方丈記 鴨長明
名作の有名な部分の抜粋だったり
- 道程 高村幸太郎
- 星の王子様 サン・テクジュペリ
物語の真ん中をざっくり端折ってたり(真ん中も読みたくなる!!)
- 注文の多い料理店 宮沢賢治
続きは他の本で自分で読んでねって形だったり(マジ気になる!!)
- 蜘蛛の糸 芥川龍之介
- 羅生門 芥川龍之介
他にも、春の七草、秋の七草、ことわざ、干支、日本の神話、歌舞伎など、日本に親しめるお話が多いです。中国の昔話もあります。
日付の呼び方(ついたち、ふつか、みっか、よっか・・・)とか、うさぎのダンス(タラッタラッタラッタ・・・)とかも。
メリットは、「一回の読む分量が、負担なく読める量」であることです。
本の最初のほうは、幼児でも読める簡単なひらがなの大きな文字の文章。
後半に行くにつれて、小学校3~4年生の子が読めるくらいの文章になっていきます。
公文式の国語みたいに、有名なお話をかいつまんで読める仕様です。
太宰治の走れメロスなど、要約して最初から最後まで描かれているお話もありますが、長い物語なので3つくらいにばらけて載っています。
最初から最後まで読むことを目的としていないんですね。
読むのは途中まででも全然OKというユルさです。
我が家では、キリ良いとこまで読んで終わらないと、子どもが怒り出しちゃったり、最後まで読んでーと文句たらたらになって、収拾がつかなくなってしまうことがよくあります。
そんな読み聞かせの苦労が、この本だとなくなりますよ。
寝る前にいろんな物語を読んだな~って、おぼろげに楽しい記憶が少しだけ残っているだけでも、子どものその後の読書に活きる気がします!
タイトルと作者については、親である私の知っている限りの知識(笑)を、小学生に話しています。
後々、この作者の名前知ってる!って学校の授業とかで思い出すきっかけになったら、勉強も楽しくなるし、本との嬉しい再会になるかな~と。
あと、嬉しいことに小学生の姉・兄は、幼児に読み聞かせしたくなっちゃう仕様ですよ!
我が家では、上の小学生2人が、末っ子幼児に読み聞かせしてくれるので、ラッキーなことに私の出番があんまりありません。
まとめ
こんな中途半端に終えていいの!?って思うけど、読み聞かせって、本来は親子のコミュニケーションなので、あんまり話の内容とか細かいところは気にしなくていいんだと10年近く子育てと向き合ってきて実感しています。
親が負担を感じない程度のユルさで、本を読めばOKです!
うちは読む絵本をどれにするかで、3人兄弟でケンカになってしまうので、寝る前はこの本を少し読んだら寝る!って、寝る前の儀式の1つにしてしまいました。
参考になったら、嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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