公立中高一貫校受検を検討している方に、参考になる体験談を書いています。
今回は、東京都の公立中高一貫校受検に強い進学塾・enaが実施している模試・都立中合判について。
うちは都立中合判がずっとB判定で、もしかしたら合格できるかもと感じたのは年末の学校別模試でA判定が出た時でした。
幸運にも合格をいただいたので、振り返ってenaの模試に関して感じた事柄を書いていきます。
これから公立中高一貫校受検を考えている方に、お役立ていただけたら嬉しいです。
- enaが小6で実施している模試の種類
- 都立中合判がB判定でも合格できた理由
- 3人子持ちの主婦・薬剤師
- 公立中高一貫校受検に子どもが挑戦・合格した経験から記事を書いています
- かもねむ堂の詳しいプロフィールはこちら
よろしく!
enaが小6で実施している模試の種類
まずは、小6でenaが実施しているテスト・模試は3種類あるので、それぞれどんなテストか説明します。
- 学力判定テスト
- 都立中合判
- 学校別模試
学力判定テスト
通称・学判(がくはん)。毎月1回実施されています。
ena本科コース受講中の子が必ず受ける月例テストです。
科目は「作文」「文系」「理系」の3科目。
ena本科生しか基本受けません。
「学力判定テスト」は、ena本科生で構成された集団で、難易度もかなり高いと感じました。
実際の試験が簡単だと思えるように、わざと難しくしているんじゃないかな~と個人的に感じます。
うちの子は偏差値35から65をジェットコースターのように激しくウロウロしていました。
都立中合判
2か月に1回くらいの頻度で実施。外部生も多く受けます。
志望する都立中3つの合格可能性を判定してくれます。
難易度は学判よりは易しめ。
実際の都立中の入試問題に難易度を合わせていると感じます。
科目は実際の入試に合わせた「適性検査Ⅰ」「適性検査Ⅱ」「適性検査Ⅲ」。
適性検査Ⅲは、志望校が実施しない場合は受けなくてもOK。
事前に申告した「内申点」も評価対象になります。
合格可能性は
A判定 80%~100%
B判定 60%~80%未満
C判定 60%未満
(D判定、E判定はわかりません、すみません)
で評価されます。
うちの子は、小6の間の5回あった都立中合判は全てB判定でした。
偏差値も学力判定テストと同じくらいジェットコースターのような波があり、とても合格を確信できる成績表ではありませんでした。
学校別模試
小6の11月と12月に2回実施されます。
志望する都立中の名前を冠した模試です。
1校だけしか受けられないので、本番での自分の立ち位置を一番正確に把握できます。
合格可能性も、都立中合判と同じように判定されます。
事前に申告した「内申点」も評価対象になります。
うちの子は、学校別模試は2回とも合格可能性がA判定でした。
もしかすると、もしかするかも・・・?と、少し希望が見えました。
都立中合判がB判定でも合格できた理由
都立中の合格可能性ラインが出るのは「都立中合判」と「学校別模試」です。
まず、経験した事実として
- 都立中合判がいつもB判定(合格可能性60%~80%未満)であっても、合格した子がいる
- 学校別模試が2回ともA判定(合格可能性80%以上)だった子は合格した
ということです。
親として子どもを見守ってきて、上記のようになった理由はいくつか心当たりがあるので書いていきますね。
成績優秀者層は最難関の都立中を目指す
公立中高一貫校受検は2月3日の一発勝負。
複数併願ができません。
「都立中合判」では、都立中の中でも最難関の都立中を志望している子達が母集団にいます。
ですが、
「学校別模試」では、実際に本番で受検する学校の模試を受けるわけで、上位層が母集団からごっそり抜けるんですね。
金本(過去問題集)をやり込んだ成果が小6の11月以降に出てきた
- 都立中合判の最後の実施日は10月末
- 学校別合判の実施日は11月と12月
11月以降に伸びる子は伸びる。そう感じました。
というのは、ena本科生の子は、小6の9月から金本(過去問題集)を解き始めます。授業中に初見で問題を解き、実戦経験を積んでいく。
うちの子は理系が大の苦手だったのですが、金本(過去問題集)を解き始めてから、理系の問題が解けるようになったと言っていました。
過去問で実戦経験を積み、その復習を繰り返した成果が、年末になって出てきたような手ごたえを感じました。
まとめ
まとめると、こういうことになります。
- 志望校選択が適切だった
- 金本(過去問題集)をやりこんだ成果が直前に出てきた
ここまで書いて、私が何が言いたかったのかというと、
毎回の模試の結果に、親は一喜一憂する必要は全くない
ということです。
親は
- 授業内容について行けているか、宿題や「日々の学習(enaの自宅用の算数問題集)」をやっているかの確認
- 模試の間違えた部分を復習したかの確認
- 本番をいつもの状態で子どもが受検できるように、できる範囲での努力
をすれば良くて、模試の結果にいちいち不安になる必要は無かったと、終わってみれば思うばかりです。
しかも、
本番をいつもの状態で子どもが受検できる
というのが中々難しくて、
私立併願校をどうするか、1月の感染症対策をどうするか、
受検生である小6の時期は、親が子どもの様子をみて決断することがたくさんあり、右往左往しました。
受験生の親が参考になる記事を、今後も書いていきますね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
enaから転塾を考えた時の記事はこちらです。
\ブログ更新の励みになります/
(1日1クリック有効)
にほんブログ村