子育て

【認可保育園合格】辞退したい!つらい!でも1年間は復帰してみよう!

入園式の母と赤ちゃん
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2月は認可保育園入園の合否が届く時期ですね。

4月から職場復帰が決まり、ホッとした気持ちと、新たな生活への不安を抱える複雑な気持ちになる方は多いのではないでしょうか。

私は3人子どもがいますが、3人とも1歳前から保育園に預け、職場復帰しています。まだまだ小さい赤ちゃんと離れることが寂しくて悲しくて、毎度落ち込んでいました。

せっかく認可保育園に受かったのに、自分で決めた職場復帰なのに、これで良いのだろうかと悶々としたものです。

もし、今そんな心境の方がいらっしゃるなら、少しでも気持ちが前向きになれたらいいなと思い、応援の気持ちを込めて心の持ちようについて書いてみました。

育児休業を切り上げて復帰せざるを得ない仕組みが悲しい

人それぞれ、状況や感情は違いますので、悲しい気持ちになる理由はいろいろだとは思います。

私の場合は、保育園が決定したことで、4月から赤ちゃんと離れることが現実になった、という当たり前の事実をビシーーーッと天の神様から突きつけられた感じがしたんです。

産後の不安定な精神状態からも脱しておらず、とにかく落ち込みました。

まだまだ小さい赤ちゃん。1歳になる前から親の都合で保育園に入れるのはかわいそうな事なのではないか、という思いが第一子の時にはありました。

保育園の良さを実感した第二子、第三子からは、「小さい時から保育園=かわいそう」という感覚は無くなりました。しかし、毎度赤ちゃんと離れることに抵抗がありました。

お金を有り余るほど持っていれば、子どもが小さいうちは仕事をしないという選択肢もありました。しかし、将来の子どもの学費を考えたら、仕事を辞める決断はできません。

社会的、経済的に選択肢が多い道を選ぼうと自分(と夫)で決めました。だけど、「子どものそばに居たい」という自分の感情は無視しないとできないことです。

小さいうちから子どもを保育園に預ける母親は、多かれ少なかれこのような感情はあると思います。

みんな、自分の感情と上手く折り合いをつけて職場復帰しているのです。

自分の感情は無視して、とりあえず保育園に預けて仕事を1年続けてみよう

保育園は、子どもたちにとって本当にいいところです。

保育園の先生方を信じて、まずは我が子を預けて職場復帰しましょう。

自分の感情に折り合いがつかなくてもいいのです。その時は感情を押し殺して、なんとか切り抜けましょう。職場復帰して初めは何もかもうまくいかなくて大変だと思います。だけど、まずはやってみることです。

「子どもを預けて働く」ことが、想像していたよりずっと大変だと感じるかもしれません。

逆に、もしかしたら意外と楽だと感じるかもしれません。

まずは1年、ワーキングマザーをやってみましょう。

大変な出産の後、赤ちゃん中心になっていた生活でしたが、一転して、職場の一員としても働くようになる。

赤ちゃんとの生活の他に、自分自身の今まで積み上げてきた社会人としての居場所が待ってくれているのです。

今は実感できないかもしれません。

でも、社会の中で居場所がある、待っていてくれる人がいる、というのは、本当に幸せなことです。

1年経って、やっぱりワーキングマザーは向いていないと思ったら、その時に今後を考えればOK!

ちなみに、我が家は3人目の末っ子が2歳半の時に、保育園を退園しました。丸2年間、赤ちゃんの頃から保育園にはお世話になりました。

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1年ワーキングマザーを続けてみることが大切な理由

とりあえず職場復帰して、1年間仕事を続けることをお勧めする理由は、色々あります。

まずは、職場復帰は社会人としてのルールだから。

 

ルールを守ることは、親になった自分に自信を持つためにも必要なことです。自分の感情に任せて職場復帰せず退職することは、今はすっきりしても後々後悔する時が来ます。

子どもを育てながら共働きする大変さを夫婦で共有。今後の夫婦関係に活きる経験です。

子どもがいて夫婦で共働きするのは本当に大変です。夫婦の協力が必要です。

共働きする中で、どちらかに家事育児の負担が集中しすぎないよう、お互い協力して生活していく経験は、夫婦の今後の関係性にとても影響を与えます。

 

夫婦で育児・仕事・家事の大変さを経験して、子どもを育てながら働くことの大変さを実感することが大切です。ケンカしたっていいのです。赤ちゃんの記憶にはまだ残りません。

徹底的に夫婦で話し合い、わだかまりが残らないようにすることが大切です。

 

夫婦の結論として、どちらかが仕事をやめるかセーブしたほうがいいかもしれない、となるかもしれません。もしかしたら、意外と共働きいいかも、となるかもしれません。

どちらにしろ、夫婦で経験して、夫婦で理解しあって、今後の夫婦の働き方を決定することが大事です。

 

今後、共働きを続ける選択をしたとしても、もしくは片方が家事育児に専念する選択をしたとしても、子どもを育てる大変さはずっと続きます。仕事に逃げられないという意味では、精神的に子育てがつらいのは専業で家事育児をする方だと思います。

そんな時に、一番身近な存在のパートナーが理解してくれないのは、悲しいし、むなしいです。

 

だからこそ、「赤ちゃんと離れたくない」という自分の感情に任せて仕事を辞める決断は、今はこらえてください。

1年働いてみて、働き方を考え直す

職場復帰して1年もすると、仕事の勘も戻ってきます。働くのが好きだった人は、仕事が楽しくなると思います。

 

子どもと離れる時間があることは、自分のオンオフを切り替えられるので、24時間子どもと一緒にいるよりは精神的に私は楽です。

それでも、子どもと一緒に過ごしたい気持ちがより強くなった場合は、転職して働き方を見直しましょう。安心して預けられる保育園があるからこそ、今後の働き方を冷静に検討することができます。

 

地域柄もあるかもしれませんが、保育園に通って気が付いたことは、意外とフルタイムでバリバリ働いている人は少数派だということでした。

夫婦のどちらかが自営業など時間の融通が利きやすい職種だったり、時短勤務でセーブしていたり。祖父母が全面的にバックアップしている家庭もありました。どの家庭も、できる範囲で子どもとの時間のバランスを調整していました。

私自身は時短ではありましたが、週5で都心まで1時間半かけて通勤していました。ですが、途中で転職しました。家から近い職場で、基本週4の働き方に変えたことで、以前よりは無理なく育児と仕事を両立できる環境にしていくことができました。

子持ちで働き続けてきた実績は、転職の時、強い武器になります

保育園児の頃が朝から夜まで一番長く働ける

子どもが小学生になると、赤ちゃんの頃とは違う大変さが出てきます。

赤ちゃんのうちが、一番朝から夜まで長く働けます。保育園は手厚いです。将来の子どもの学費のために、しっかり蓄えておける時期です。

将来の子どもにかかる費用のために働いていると思えば、がんばれます。

 

小学生になると保育園の頃と同じような手厚い保護はありません。学童は、預かり時間が保育園より短い場合が多いですし、何より長く預けられることを、子どもが嫌がるようになります。

子どもの性格によって、それはどうなるかわからないものですから、せっかく決まった保育園入園、今はやってみましょう!

仕事を辞めるか、セーブするか、続けるか。決断する時は自然と来ます!

保育園を辞めることは、いつでもできる

保育園に預けたいと思っても、仕事を持っていなければなかなか入所することはできません。逆に、保育園の退所はいつだってできます。

せっかく働ける場があるのならば、まずは保育園生活を親子ともども体験してみましょう!

どうしても無理と思ったなら、その時退所すれば良いのです。

母親一人で全て背負い込もうとしていた自分に気が付いた

私は職場復帰のため保育園に預けることで、保育園の先生と一緒に我が子を子育てすることができて、とても良かったと感じています。

全部自分で背負い込んでいた子どもの心配事を、気軽に話せる保育士さんの存在は大きいです(こういう話は、夫は大らかすぎて話になりません)。

私の心配事を、我が子のことをよく知っている保育士さんが共感しアドバイスしてくれる。どんなに救われたことかわかりません。

ちなみに、第二子はあまり寝ない大変な赤ちゃんでした。ルーティーンを崩すとかんしゃくがしばらく続く子で、ヘトヘトでした。

保育士さんが寄り添って共感してくれたこと、本当に感謝しています。

私が思い詰めている時は、保育園ではしっかりがんばっていますよ、と安心させてくれました。私が家での大変さを知ってほしい時は、話を聞いて共感してくれました。

寄り添ってくれる人がいることが、どんなに自分が精神的に楽になれるか実感しました。

職場復帰前の今は、悲しい気持ちを抱えたままでも大丈夫です。

まずは、保育園に預けて職場復帰しましょう。新しい生活を始めてみて、現実を体験してから今後を考えてみましょう。

自分の感情を優先する時は必ず来ます

子どものそばに居たいという自分の感情を無視できなくなる時が、私は来ました。

ちょうど第一子が小学4年生、第二子が小学1年生、第三子は保育園2歳児クラス(年少の1個手前のプレの学年)になるタイミングです。

第一子とのコミュニケーションが、「子ども」ではなく、「1人の人間」になってきました。

手はかからなくなったけど、第一子は普段の私の何気ない態度や行動をよく観察しています。

母親としてもっともっと第一子と会話して、何を普段から考えているのか知りたいと思うようになりました。

そして、子どもがあっという間に大きくなることを第一子で実感したので、まだまだ素直で幼い下2人にもっともっと手をかけてあげたいという気持ちが大きくなりました。

子どもが3人いて、仕事しながら上手くやることが私にはキャパオーバーだと常々感じていたので、しばらく自分の仕事は「家のこと」にしたいと思いました。

 

夫の了解を得られたので、しばらく専業主婦になることに。

 

きっと、仕事をしている時よりストレスはたまると思います。騒がしい子どもたちとの生活で、イライラしっぱなしだと思います。

社会的、経済的に選択肢が多い道を今まで選んできた自分ですが、「子どものそばに居たい」という自分の感情に正直になることにしました。

仕事を続けていても、仕事を辞めても、長い人生どちらでも後悔する時はあると思うんです。だから、よく考えて自分の心のままに決めてしばらく過ごすことにしました。

まとめ

最後は自分語りになってしまいすみません。

保育園入園が素直に喜べない気持ち、とっても共感します。

まずは復帰して1年、がんばってみてください。

そこから見える景色は、今とは違います。

子どもは成長しますし、家族も変化していきます。

自分の感情に正直になる時は必ず来ますが、まずは復帰して新しい生活を体験してみてから今後については判断しましょう。選べる選択肢を増やしておきましょう!

仕事と家庭のバランスは、人によって違うものです。家族で新しい生活を経験してみてから、自分と家族にとってのちょうど良いバランスを見つけていきましょう。

これから仕事復帰する方を応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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