塾の費用って高いですよね。
勉強している気配が感じられない娘を見ていると、お金をドブに捨ててるなぁと感じていました。。。
私が塾代は高すぎると感じてしまう理由はこちらでした!
- 公立中高一貫校受検はそもそも狭き門。受かる可能性は低い。
- 授業内容に付いていけない子は塾に置いていかれる。
- 家で勉強しない娘。
この3つが、果たして塾に通わせている意味があるのか、高い塾の費用は払う価値があるのかと疑問に思う点でした。
でも、塾に通い始めて1年半経って、塾に通い続けて良かったと思うようになりました。
その理由を、この記事では書いていきたいと思います。
簡単に一言で言うと、「塾通いの成果が見えてきたから」です。
公立中高一貫校受検を検討中の方に是非読んでほしい、小学校低学年の子におすすめする通信教材6選の記事はこちら。
公立中高一貫校受検の塾代について
我が家には、3人子どもがいます。
一番上の子が、現在小5で公立中高一貫校受検の専門塾に通っています。
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小4から通っているので、そろそろ1年半くらいになりますね。
通っている塾の年間費用をザックリ計算すると
小4 月額1万5千円ほど
小5 月額3万円ほど
年間の教材費 約10万円
夏期講習などの長期休みの講習
約10万円+α
ザックリですが、
小4で年間40万円、小5で年間70万円ほど塾代がかかります。
塾に通う頻度が、小4は週2回で、小5は週3回なので、塾代が上がるのは仕方ないのですが。
年間の教材費は高いな~と感じます。
夏期講習などの長期休みの講習は自由参加ですが、受けないと単元を置いていかれてしまうので、夏休みは受講するようにしています。
オプションのサマーキャンプや夏の合宿とか入れると、もう塾代は青天井です!!!
受検生本番の小6だと、週4回になるので毎月の塾代はさらに上がります。
小6は、夏の合宿にも参加したいので、100万円以上はかかることを覚悟しています。
※計算してみたら、小学6年生は1年間で150万円ほどかかりました。
うん、高い。
塾って、やっぱり高いです。
公立中高一貫校に受からなくても、学力はついている
1年半通って、自分の考えを論理立てて書く能力が格段に上がりました。
公立中高一貫校受検は、知識が問われるというより、自分の知っている物事の範囲で、思考したことを論理立てて記述する能力が判定に大きく響きます。
難関私立中の受験とはちがって、知識としては公立小学校の学習範囲から出題されるのです。
だから、公立中高一貫校受検の問題は「入学試験」ではなくて「適性検査」なんですね。
親が知らないところで、こんな作文を書けるようになっていたなんて・・・!と驚くことが最近度々ありました。
作文の能力は、急に上がるものではなくて、少しずつ塾で学んだ内容を自分の中で消化してきた結果、今になって花開いたのかなと感じています。
目標である公立中高一貫校合格が狭き門であることは変わりないです。
でも、こんな作文を書けるようになったのだから、公立中高一貫校受検が残念な結果だったとしても、全然OKと思えるようになりました。
我が家は下にあと2人いるので、私立に通うことは現実的に考えていません。
公立中に通ったとしても、高校受験・大学受験・大学で研究をする時に、この思考力、論理立てて書ける能力は絶対に役に立つと感じました。
また、塾で勉強してきた分、中学の勉強は英語に力を入れる余裕ができそうと想定しています。
日本語で作文できる能力は、英作文を書く力に役立つと感じています。
第二言語を習得するには、まず母国語をしっかり習得しておくことが大事だと個人的に感じるからです。※私は英会話は全然ダメなのですが(爆)
「受検の結果がどうであれ、塾通いは無駄ではない」ということを、実感するようになりました。
1年経って、塾の学習内容に付いていけるようになった
塾は集団指導なので、わからない問題があっても授業はどんどん先に進んでいきます。
内容が理解できずに、ただ塾に通うだけでは、成績が上がる可能性は無い。
初めて塾に通い始めた当初は、授業についていけなくて、それはそれは大変でした。
特に算数が全然できなかったので、私が家庭教師になったつもりで家で付きっきりで勉強させました。
「1日最低1問、できれば1ページを毎日家で勉強する」と娘と一緒に決めて、なるべく娘が自主的に進められるように気を遣いながらやっていきました。
とはいっても、やはり母と娘、親子バトルをたくさんしました。
気が付いたら、小5になってから私は娘の勉強にほぼ関与しなくなったのですが、苦手な算数も授業内容についていけるようになりました。
娘自身が努力した成果がでてきたようです。
そして塾の勉強の進め方に慣れてきたのもあるでしょう。
以前は、課題をやることをすっかり忘れてて、先生から私に連絡が来て数か月分の課題をやっていなかったことが発覚・・・ということもありました。
今は、授業内容に付いていけるようになり、宿題や課題もちゃんとやるようになったので、私はほぼノータッチで過ごしています。
私がやっているのは、「宿題や課題、テストの復習が終わっているかの声かけ」と、「テストで間違えたところの復習を(お願いされたら)一緒にやる」ことです。
授業の内容に付いていけるようになったので、塾に行かせる意味があるのかという疑問が解消しました。
家でほぼ勉強していないけど、授業内容に付いていけているからOK
学校と塾以外では全然勉強しない娘。
家で机に向かっているのは、やらなきゃいけない宿題や算数の課題をガーっと解いている時だけ。
暇さえあれば大好きな児童書を読んでいて、全然勉強していません。
もう少し家で勉強したほうがいいんじゃ・・・と心配だったのですが、塾での個人面談で考え方が変わりました。
塾の先生曰く、
- 塾の授業内容を理解できているから、大丈夫。
- 出された宿題や課題をきちんと仕上げてきているから、大丈夫。
- 小6になって、受検生としての自覚が芽生えれば、自然に家でも勉強するようになるでしょう
とのことでした。
本当に受検に挑戦する覚悟があるのか、娘とはたくさん話し合いました。
私がスポンサーであること、塾の宿題や課題は最低限きちんとこなさないと、スポンサーは納得しないよ!!!ってことは話しました。
スポンサーって何?ってところから説明は始まり、どんな世界にもスポンサーがいることについて、話をしました。
腑に落ちる、納得できる話だったようで、おかげで塾の宿題や課題はやるようになったと感じています。
以前よりは「自分は受検に挑戦したいんだ」という自覚が見られるようになりました。
あとは、本人の「成績を上げたい」という気持ちがもっと大きくなるのを待つしかないと感じています。
まとめ
なんだか、私自身が塾代を払うことを、自分に納得させるために書いたような記事になってしまいましたね。
- 思考力や作文の力が上がったことは、後々の財産になると実感
- 塾の授業内容に付いていけるようになった
- 塾の宿題や課題をきちんとこなして頑張っている
- 以前よりは娘に受検への自覚がでてきた
塾代は高いけど、通わせていて良かったと思えるようになりました。
親は、長い目で子どもを信じないといけないなと反省しました。
試行錯誤をしてきて、最近はもう本人に任せて放置になっています。
ここから先は、親は「すごいところを正直に褒める」ことで、本人の自主性を信じて任せるしかないと感じています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
公立中高一貫校受検を検討中の方に是非読んでほしい、小学校低学年の子におすすめする通信教材6選の記事はこちら。
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公文国語を頑張っていたので、漢字は先取りして漢検をどんどん受けていました。
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