卒園して小学生になると、親の目を離れて行動する機会が増えますよね。
学童に入るとはいえ、私はとっても、とーーーっても心配でたまりませんでした。4月を前に、新一年生となるお子さんをお持ちの親御さんは、みなさん通る道なのでしょうね。
今回は、連絡手段確保・居場所確認のため、3年前に我が家が格安スマホの1つ、LINEモバイルを子に持たせる選択をした経緯を書きます。当時は月額500円(税込み価格550円)で一番安かったんです。
スマホを子どもに与えるにあたって設定したこと、約束したこともまとめました。3年間持たせて私が感じたことも書いています。
体験談として、色々検討中の方の参考になれば幸いです!
ちなみに、スマホの革命が起こっている今(2021年2月時点)は、もっと安くなる楽天モバイルに移行しました。

卒園して新一年生に!その時の我が家の状況と、スマホを使うことになった経緯
長子が小学生になるにあたり、キッズケータイのようなものを持たせたいと思った私。その頃の我が家の状況はこんな感じでした。
- 夫婦共働き
- 私が学童に17時〜18時にお迎えに行く
- 家に固定電話が無い
- 夫婦ともにスマホは楽天モバイルユーザー(格安スマホ)
楽天モバイルだったので、ドコモ、Softbank、auのキッズ携帯を持たせる選択肢が、そもそもありませんでした。
小学校はスマホ持参禁止!
小学校はキッズ携帯は持参OKなのに、スマホは持参NGでした。悲しい。。。これは今でも続いています。
ルールはルールなので、まぁ仕方ないです。学校の往復については、持参しなくても問題ないだろうと判断しました。
スクールメールシステムがあったからです。
学校の下駄箱に、カードリーダーが設置されており、朝の登校時と下校時に、ピッとすれば親のスマホに自動で連絡が入ります。
学校から帰宅したらLINEで連絡。習い事の行き帰りにスマホを持参
小学校に入学してしばらくは、私が学童にお迎えに行っていたのでスマホの出番はありませんでしたが、そのうち早く帰りたいと言い出すようになりました。
公文を習っていたのですが、学童の後に公文は遅くなるから嫌なんだそうです。確かに、私も帰宅後、また公文でお迎えに行くのは大変でした。
なので、慣れてきた5月の下旬あたりから、週2回、公文の日だけ学童から一人で帰宅するようになりました。
帰宅したら、すぐにスマホで親にLINEする約束です。固定電話が我が家には無いため、その代わりとなっています。
おやつを食べてから、自分で公文に行って帰るようになりました。スマホを持参しているので、万が一の位置情報が確認できるので安心でした。
4月からスマホでLINEの使い方を教えていたので、5月には問題なく使いこなせるようになっていました。
LINEのメッセージの送り方、LINE電話の使い方を、早めに教えておいて良かったと思いました。
3年前、LINEモバイルに決めた理由
キッズケータイがそもそも選択肢になかった我が家。いずれスマホを持つなら、早いうちに慣れたほうがいいと判断しました。
やっぱり、安いこと。これにつきます!安くなければ、違う方法を考えていたと思います。2018年当時、一番安いと思ったLINEモバイルに決めました。
親が機種変して使わなくなったスマホを再利用、端末代金0円。
データSIMを契約して、古いスマホにSIMカードを差し込んで初期設定すれば使えるので、端末代が0円でした。
一部の液晶にヒビが入った状態の、親のお古のスマホでしたが、LINEさえできればいいので。むしろ、youtubeとか覚えてほしくなかったので、使い勝手が悪くて良かったほどです。
初期費用が4000円弱、月額は600円(税込み価格660円)(2021年2月時点)
私が当時契約したプランは無くなっていましたが、同じようなプランはデータSIMの500MBプランですね。
月額 600円(税込み価格660円)です。
LINEモバイルのメリットは、LINEアプリの使用に関してはデータフリー(データ通信料を消費しない)なところです。
あと、ウェブ上で全て手続きを済ませられたのも便利でした。
初期費用はSIMカード発行手数料とウェブ登録事務手数料で4000円弱かかりました。
3年前は、他の格安スマホの会社と比べてとっても安いと思ったのですが、今(2021年2月時点)では安いプランが色々他の会社からも出ていますので、よく比較検討して決めてくださいね。
子どもにスマホを教えるにあたり、約束したこと
子どものネット、スマホ依存が言われて久しいですよね。
親に隠れてスマホを触るようになるのは避けたかったので、スマホを渡す前に子どもと約束をしました。
年長〜小学1年生の時期は、とっても素直だったので、しっかり守ってくれました。3年生のギャングエイジで、最近は反抗ばっかりですが、これに関しては守ってます。
- LINEの友だちは、父、母、祖父母のみ。友人とLINEでつながらないこと。ネット上の知らない人(広告とか)は無視すること。
- スマホを友達に渡したり、見せたりしたらいけないこと。あくまで連絡手段、居場所確認用であることを言い聞かせ。
- 外でスマホを操作するのは連絡する時のみ。外ではなるべくスマホを触らない。
- LINEスタンプなど、購入したい場合は親に連絡すること。勝手に買おうとしないこと。
端末に設定したこと(フィルタリング)
信用はしてるのですが、約束を守れるように、しっかりフィルタリングの事前設定をしました(笑)
2018年2月1日から、フィルタリング機能を取り入れるなどして、保護者が子どものスマホの利用状況を適切に把握することが義務化されています。
フィルタリングに関する法制度
○青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律(平成20年法律第79号)
●携帯電話事業者は、携帯電話インターネット接続サービスの使用者が青少年である場合には、原則としてフィルタリングサービスを提供する義務が課せられています。
●保護者の方は、青少年のお子さまのために携帯電話の契約を行う際には、使用者が青少年である旨をお申し出いただく 必要があります。
●青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律(平成29年法律第75号)の施行によって、新たに携帯電話事業者には、契約締結時の青少年確認義務や説明義務、フィルタリングの設定やインストールを行う有効化措置義務が課されます。詳細及び関連法令等については、以下の内閣府ホームページをご覧下さい。
・内閣府 青少年インターネット環境整備法・関係法令
https://www8.cao.go.jp/youth/kankyou/internet_torikumi/hourei.html
総務省ホームページより抜粋
私は、グーグルファミリーリンクアプリを入れることで、親のスマホから設定・管理しています。無料です。
- スマホの使用時間について、一日の上限を設定
- スマホのおやすみ時間を設定
- アプリのインストールには、暗証番号が必要
- スマホの位置情報確認
- 有害なページのブロック
- アプリ・検索履歴のチェック
他にも、渡すスマホが親の古い機種だったので、クレジットカード番号が消えているかの確認や、アカウントの消去、アプリの消去をしました。
私はLINEモバイルにした3年前は、法改正前の契約だったので、「i-フィルター」アプリを無料で利用できる案内がありませんでしたが、現在は、LINEモバイルの無料オプションで、フィルタリング機能シェアNo.1の有料アプリ「i-フィルター」を利用できるそうです!気になる方はこちらからご確認くださいね。
有料のフィルタリングアプリを無料で提供してくれるのは、子どものことを考えていてくれている感じがして、LINEモバイルは素敵だなと思いました!
スマホを渡して3年弱、今のところスマホと良いお付き合いをしています
スマホの使い初めは、LINEスタンプを一度に連続で50個送ってきて親を仰天させたりした長子ですが、LINEの存在が当たり前になると、自然と無駄にスマホを触ることはなくなりました。
別に買ったiPadで動画を見たり、スマホのゲームをするようになり、動画の見過ぎに喝を入れることは度々ありますが、ネットと上手く付き合うためには、遠ざけるより、近づけて付き合い方を早いうちから学ぶことが大切なのかなと思っています。
親にとって、居場所確認がすぐできることはとても安心します。仕事などで離れていたらなおさらです。できれば学校の行き帰りにも持たせたいので、早く子どもがスマホを携帯することが一般化すればいいなと思っています。
まとめ
格安スマホを子どもに持たせて、我が家は正解でした。
小学生にスマホはまだ早いと懸念される方は多いかもしれませんが、色々事前設定しておくことで、使いすぎは防げます。連絡手段・位置情報確認として、とても役に立ちました。
ネットの世界との付き合い方を親が教えるのは、早めのほうが子どもも素直なので(笑)、とっつきやすいかなと思いました。
これから子どもに、キッズケータイもしくはその代わりになるものを、考えていらっしゃる方の参考になれば嬉しいです。
LINEモバイルは、3年前は一番安くて使い勝手が良いと判断しましたが、現在は他社から色々プランが出ています。現在、楽天モバイルの電波が無い地域の場合、LINEモバイルはお値段お手頃で、とっても良いと思いますので、検討してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。