都立中高一貫校受検を実際に親として経験し、感じたことを記事にしています。
今回は、公文が公立中高一貫校受検に役立つかどうか、です。
実体験として、うちは役に立ったと感じています。
- 公文が公立中高一貫校受検(都立中受検)に役立つか知りたい
- 公文のどの教科が公立中高一貫校受検に役立つか知りたい
- 3人子持ちの主婦・薬剤師
- 公立中高一貫校受検に上の子が挑戦・合格した経験から記事を書いています
- かもねむ堂の詳しいプロフィールはこちら
よろしく!
都立中高一貫校受検について、こんなはずじゃなかった・・・とならないためにも!
↓こちらの記事もご確認ください!
公文は中学受験塾に通う前の基礎学力定着に効果的
中学受験する・しないに関わらず、公文に通っている小学生はたくさんいる印象を受けます。
- 進学塾のカリキュラムについていくために必要な基礎学力がつく
- 家での学習習慣を身につける
- 小学校だけでは学習量が足りないための補完
- 基礎学力と学習習慣を維持して高校受験に備える
また、私が感じる公文の最大のメリットは、勉強が得意と思える子になれるということです。
公文を小学校低学年時に頑張ることで、読み書き・計算が自然と速くなります。勉強に対して苦手意識を持たないことで、学習意欲が自然とわいてきます。
公文のメリットは、とにかく「量」をこなせるところ!
小学校高学年以降の学習内容が抽象的・難しくなってきた時に、自分は頑張れるんだ!という意識を持てるくらいの学習量をこなしてきたことが、その子の自信になります。
公文に否定的な意見も見聞きしますが、まず始めの勉強の入口として、公文の学習方法は良いと実感しています。
継続できたという自信が、後々の受験勉強で頑張る活力になるんですね。
この記事では、中学受験の中でも適性検査型入試を実施している公立中高一貫校受検に的を絞って、どのように役立ったかを体験談として書いていきたいと思います。
公文国語が公立中高一貫校受検でどのように役立つか
うちの子は「作文」つまり「適性検査Ⅰ」に関して、進学塾に入塾した当初から偏差値60をとる子でした。模試で順位1桁とか。
↑こちらの記事に詳細を書いています。
作文がアドバンテージとなって、合格できたといっても過言ではない。
この下地を作ってくれたのは、年少の秋から続けた公文国語だと感じています。
速読・読解力が育ったからか、読書が大好きな子になりました。もともとの素質はあると思うのですが、伸ばしてくれたのは公文国語を続けたから。
続けるのは大変な時もありましたが、続けられたからこそ、本人の自信となっています。
進学塾での作文の授業が楽しかったから、最後まで受験勉強も頑張れたと本人が言っているので、中学受験を頑張れる活力にもなりました。
公文算数が公立中高一貫校受検でどのように役立つか
公文算数は反射的に計算する能力を育てるので、計算の正確さ・速さが伸びます。
反射的に計算することで、逆に思考力が育たないという公文に否定的な意見がありますが、そもそも公文は思考力を育てる学習法ではありません。
進学塾に入った時に、思考力を使う問題を解くにあたり、計算が遅いことで時間が足りなくなる状況を防いでくれます。
これは、意外と盲点です。
入塾当初は、進学塾のカリキュラムに慣れるために大変なのに、計算のケアレスミスのために宿題に時間がかかったり、テストの点数がとれないことでモチベーションが低下してしまいます。
頑張っていくことで、計算の正確さ・速さはだいたい1年間ほどで算数が得意な子達に追いつけます(実体験)。
が、それまでが中々大変でした。
何より、算数に苦手意識を抱いてしまったことが何よりの痛手でした。
なんとか受検直前に過去問がスラスラ解けるようになった!と自信を持てたことで合格できましたが、算数(数学)への苦手意識は中学生になってからもずっと続いています。
公文国語と公文算数、公立中高一貫校受検に役立つのはどっち?
公立中高一貫校受検を見据えて、公文国語と公文算数、どちらか1つを続けたい場合、どちらが役立つか。
公文国語です!(断言)
なぜなら、公立中高一貫校受検は読解力・速読力が何よりのアドバンテージになるからです。
もちろん、計算の正確さ・速さも大切ですが、こちらは塾で問題集をたくさん解くことで、自然と正確に、速くなっていきます。
しかし、読解力・速読力は入塾する前から一定の量をこなさないと、なかなか周りと差をつけることは難しいです。
適性検査Ⅱ(理系の科目)も、過去問を見るとわかりますが、とにかく読む量が膨大なので、読むことに慣れることが一番重要です。
なので、公立中高一貫校受検を見据えて公文を習う場合、どちらか1つを選ぶとするなら公文算数よりも、公文国語のほうが大事です。
公文英語が公立中高一貫校受検でどのように役立つか
公文英語は公立中高一貫校受検で役に立ちません。
と、いうのは、英語は受検科目に入っていないからです。
高校受験を見据える場合は公文英語はとても有効ですが、公立中高一貫校受検には役に立ちません。
ですが!
晴れて都立中に入学後に、何かしらの形で英語に親しんでおくことは大変役立ちます。
なぜなら、都立中の進度はとても速く、同級生も英語の勉強(発音や簡単な文法)に親しんでいる子は多いからです。
うちの子は英語は小学校の授業のみで都立中に入学しましたが、なかなか付いていくのが大変そう。何かしらやっておけば良かったと感じました。
とはいえ、英語をガッツリやっていたら受検に合格できていたかもわからないため、これは仕方ないかなと。
公文は公立中高一貫校受検(都立中受検)に役立つ!
- 公文国語は公立中高一貫校受検で大きなアドバンテージになる
- 公文算数は公立中高一貫校受検をするなら損はない
- 公文英語は公立中高一貫校受検の役には立たないが、入学後に役に立つ
公文が公立中高一貫校受検に役立つのかどうか、まとめると上のようになります。
どれだけ読書をしたかが、公立中高一貫校受検では重要になってきます。
そのため、公文国語は量を確保できる点から、とても効率的な学習方法です。
進学塾に入塾する前の小学校低学年の間、ぜひともやってほしいと体験から感じています。
参考になりましたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
\ブログ更新の励みになります/
(1日1クリック有効)
にほんブログ村