うちの2番目の子が「公文を辞めたあと」のことを、もっと深堀りしつつ、公立中高一貫校受検に向いているかどうか、公文の宿題を通して気付いたことを書いています。
うちの1番目の子が公立中高一貫校受検の受検生真っ只中でもあり、公立中高一貫校受検に向いている子はどんな子か、最近気になっているんですね。
- 公文は、公立中高一貫校受検にどんな良い効果があるか知りたい
- 公立中高一貫校受検に向いている子になるために親ができることを知りたい
ここに書いたことは、あくまで私が感じた体験談です。
一意見として参考程度にしていただき、子どもにとって一番と思われる選択をしてくださいね!
母親目線の公立中高一貫校受検についての記事はいくつかあるので、よかったらご覧ください。
自律性;切り替えできる・やるべき事をやれる子か
公文の面倒くさい単調な宿題を、1日のうちどこでやるか決めて、なんとかこなせる子は自分を律する力が強い。
公立中高一貫校受検に限らず、中学受験の受験勉強って、将来のためと言われてもピンとこないのが小学生。何でこれやらなきゃいけないんだろう?って思いつつも塾で講義を受け、家で宿題と課題をこなす必要があります。
「よし、やるかっ!」と、えいやって切り替えできる子は、時間の使い方が上手なので中学受験に向いています。
きっと、この切り替えの能力は、成長とともに身につく能力で、単に少し成長が速いか遅いかの差だと子どもを育てて感じています。
小学生が中学受験(受検)をする場合、やらなきゃいけない事を何とか自分でこなせる能力があるかどうかが、かなり重要です。
親が何度か声かけして、公文の宿題をしぶしぶ自分から始められる子なら御の字。
適応力;楽しみを見つけられる子か
面倒事を何とか頑張れる子は、面倒事の中に楽しみを見つけています。
子ども本人が、その楽しさを見つけられるかどうかで、公文の宿題を頑張れるかが決まります。
公文の場合、「学年を超えて進めて嬉しい」ってのが分かりやすい楽しみですね。ちょっとした優越感です。
公文国語だと「たくさんの物語に触れられる」「漢検合格が目標になる」、公文算数だと「計算の速さが武器になる」でしょうか。
個人的に、公文国語は公立中高一貫校受検にとても役立つと感じます。多読と速読がとても大切だからです。そのまま文章を抜き出して書き写す作業も、文章構成を把握する力が自然と身につきます。
もし、子どもが続けられるなら、公立中高一貫校受検のためには公文国語は続けたほうが絶対に良いです。
逆に、公文算数は計算力(正確性・速さ)が身につきますが、塾に通い出したら遅かれ早かれ身につけないと塾に置いていかれてしまうので、小6の受検生本番になる頃にはできるようになっているものです。
とはいえ、1番目の子の時、入塾後に公文算数を辞めたことを後悔した私です。
また、2番目の子は公文の宿題が手に付かず、私も疲れてしまったので公文は2年でリタイアしました。
何事にも言えますが、やってみてその中から楽しみを見いだせる子は、どんな環境でも適応する力がある。
塾通いも、頑張って喰らいついていくとそこから楽しみが生まれるんですね。
公立中高一貫校受検は内申点も重要なので、小学校生活を何でも楽しんで頑張れる力に通じるところだとも感じます。
面倒事を後回しにする子はどうすればいい?
うちの一番目の子は、公立中高一貫校受検に向いていると感じるので、本人の意向もあって今は受検生です。
↓もっと詳しく書いた記事です。
2番目の子は、今のところ公立中高一貫校受検はせずに、高校受験が向いているのかな~と漠然と考えています。まだ検討中。
面倒事を後回しにしてしまうタイプだし、他に頑張っている習い事のスポーツに時間を取られるという理由もあります。
でも、中受しないにしても、勉強面を小学校3年生くらいのこの時期、どうフォローすればいいのか。
自律性と適応力を伸ばせるかなと始めたこと
どう試行錯誤しても公文の宿題を頑張れなかった我が子(2番目)の場合、公文を辞めた後にどんな家庭学習をしているか書いていきますね。
一番大事だと感じているのは、
面倒事を後回しにする性格を、親がなんとか矯正しようと思わない。諦めること。
悟りを開くというのでしょうか。苦笑
本人が楽しいと思える通信教材やワークを細々とやる
本人が「楽しいと感じる」(←ここがポイント)通信教材やワークをやること。
やり方としては、続けることを目的としないこと。いかに楽しむかを重点においています。
通信教材は、「1か月だけ」とか「2か月だけ」から始められるので、興味を持って食いついてくれる期間だけ楽しむでも十分効果があります。
うちは、2か月分を半年かけてゆっくり進める感じ。気が向いた時にやってみる?と聞いて。
2番目の子は、タブレット教材だと何時間でも続けてしまいました。時間管理できない子には逆に弊害でしたね・・・。
でも進研ゼミの「まなびライブラリー」は良かったです。紙ベースでも自宅PCから利用できるし。
なので、紙ベースで利用できる通信教材で、1日大問1つだけってペースで、本当に少しずつ解いています。
それじゃあ、全部の単元が履修できないのでは?となると思うのですが、学校の勉強が付いて行けていれば、家で通信教材の全てを終わらせることを目的とする必要は無いのです。
大切なのは、問題を解いて「楽しい!」と思える問題を解いてもらうこと。
できなくてギブアップ、もうやだーってなったら引き出しに戻す。また時間が経って、単元的にできるようになったかな?ってタイミングでやってみる。永遠にやらなくたってOK。そんな心持ちで大丈夫。
この考え方だと、親もイライラしないし平和に過ごせます。
通信教材以外で、ひらめきを刺激してくれるおすすめのワークは「四谷大塚のはなまるリトル」。数字に強い子は、すごく楽しめる良問が揃っています。Z会みたいな問題です。
通信教材とは違って、1学年分の単元が1冊になっているので、小学校で学習済み、かつ、本人の興味がありそうな単元をかいつまんで解いてます。
各単元ごとに基本問題・練習問題・発展問題とページで別れているので使いやすいです。
あと、ぶんぶんドリムという作文に特化した紙ベースの通信教材があるのですが、これが好きな子は公立中高一貫校受検に向いていますね。
通信教材を受講するメリットは添削してくれることです。うちの2人目の子は、無料体験ワークを取り寄せてみたところ、拒否反応を示して全く1コマも読もうとしなかった(残念)。
逆に、作文が得意な1番上の子は、届いた1年生~6年生すべての各ワークを楽しんで読んで書いていました。
漢字検定合格を目指して、勉強の楽しさを知ってもらう
勉強をコツコツすることで合格できる、という成功体験をもってもらいたく、家で漢字検定対策をしています。
過去問を解いて、間違えたところを直す作業をひたすら繰り返すのですが。
ポイントは、「本人に勉強の進め方を決めてもらうこと」です。
実は、1度不合格になってしまったのですが、本人がどう感じたかよくわかりませんが、じゃあ今までの勉強方法ではダメだったんだなと自分で気づいて、どうすれば合格できるのか、自分なりに考えてほしいなと思っています。
アドバイスやヒントとか、色々伝えてるんですけどね、自分でじゃあこうしようって決めて実行するってのがハードル高いんですね。
もう、私は待ってばかりで内心イライラしているのですが(苦笑)、本人が自分で考えてやってみることに意義があるので、他の子と比べたりせず、本人だけ見つめるようにしています・・・。
本人が大好きなことを始めてみた
最後に、本人が大好きなことを始めました。
キュレオ。プログラミングです。
ゲームを作りながら本格プログラミング学習!「QUREOプログラミング教室」「IT企業サイバーエージェントが教材開発していること」「通いやすいこと」「手頃な価格」が決め手になりました。
これがどんな風に効果が出るかはまだ全然わかりません。とりあえずはウキウキしながら毎週通っています。タイピングゲームは速いし大好きです。
私が今感じているメリットとしては、学習塾の自習室が自由に使えることですね(各校舎によって制度は異なるので要確認です)。
各教室の詳細は、こちらからメールで問合せ可能です
うちは明光義塾でキュレオだけ受講していて、他の教科は何もやっていないのですが、自習室や明光義塾の漢字ドリル・計算ドリルのアプリを使えています。
※金額は、キュレオの受講料の他に施設利用料(3000円ほど)がかかっています。
自習室だと集中できるそうで、30分くらいガーっと学校の宿題と、私ができたらやってみればと渡した問題を気が向いた時にやりに行く感じです(頻度はかなり波があります。)
塾の先生は子どもを褒めるのが上手なんですね。子どもが勉強をもっと頑張ろうと思えるような声かけをしてくれます。漢字の書き取りの宿題など、時間が空いている講師が少し見てくれたりもしてくれるようです。
デメリットは、長期休暇中に夏期講習などの講習受講をめっちゃ勧められることでしょうか。学期中に1回ある面談で勧められるので、断ればいい話なんですが、ちょい面倒です(笑)
大好きなことは吸収が速いので、公立中高一貫校受検するなら何事も経験しとくのが大事なので、とりあえず2年間続けてみる予定。
※キュレオは2~3年間ほどで高校卒業程度のプログラミングの基礎知識を習得できると謳っています。
今現在は、最初の3ヶ月はマインクラフトの世界で1つ1つミッションをクリアしながらプログラミングの導入部分を学べる設定(一部教室を除く)になっているので、マイクラ好きの子なら掴みはOKですね!
公立中高一貫校受検なら、5年生から始めても遅くはないので、その時に成長しているであろう我が子を見て、進路を検討しようと考えている次第です。
まとめ
公文の宿題は、子どもの「自律性」「適応力」を測ることができます。
公文の宿題をこなせる子は、やるべき事をこなす行動力と、やるべき事の中から楽しみを見つける力があると感じます。
そして、公文の宿題が無理な子は、他のことで「自律性」「適応力」を少しずつ伸ばしていけば良い!
公立中高一貫校受検は難しい試験ですが、向いている子の場合は挑戦する価値があると感じているので、今回は公文の宿題との関連について体験談を書きました。
参考になりましたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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