私は新卒で3年間、調剤薬局で薬剤師をした後に、治験の仕事に転職しました。
20代・30代の頃に、治験や臨床研究の仕事を経験して良かったと思うことがたくさんありました。
今回は、なぜ調剤薬局から治験業界へ転職したのか、書いています。
- 調剤薬局からの転職を考えている薬剤師
- 企業での仕事を考えている薬学生
こちらに薬剤師の記事をまとめています。

- CROでのモニタリング業務、モニタリング内勤サポート業務
- AROでのデータマネジメント業務
CROの定義 医薬品等の臨床試験および製造販売後調査等の依頼および管理にかかわる業務(受託業務)を委託者(治験の依頼をしようとする者または製造販売業者)から受託するCRO(Contract Research Organization)企業
一般社団法人 日本CRO協会HPより抜粋
AROの定義 Academic Research Organizationの略。研究機関や医療機関等を有する大学等がその機能を活用して、医薬品開発等を含め、臨床研究・非臨床研究を支援する組織
↓こちらの記事もよかったら読んでくださいね。


調剤薬局から治験業界へ転職した理由
保険調剤薬局での調剤業務とは、医師の処方箋に基づいて、薬の使用法が問題ないことを確認して患者さんに薬を渡すのが仕事です。
3年間、調剤薬局で仕事をしてきて、この先30年近くずっと調剤の仕事をしていくと考えた時、もっと薬がどんな風に世に出るのかがわかる仕事をしたい、携わりたいと思うようになりました(←建前)。
調剤薬局だと、薬の知識を積み上げて、患者さんの役に立てる喜びはありました。調剤業務は好きだったんです!でも、自分はこの先、この調剤薬局の会社で薬局長になりたくなかったんですね(←本音)。
経営的な部分や、在庫管理、人員のシフトの調整には当時興味が無かった!
今はどうかわかりませんが、当時は新卒3~4年目あたりから小さい店舗の薬局長になる人がちらほら出てきていました。調剤薬局の新設ラッシュの時期でもあったので。
たまたま、入社した調剤薬局の会社の就業規則が、ブラックなところが多々あったのも勢いに乗れた理由です。
正社員でしたが、残業代がでない会社でした。
超過分は、閑散時期に時間で消化されました。(春に花粉症でたくさん残業した場合、夏の比較的すいてる時期に毎日1~2時間早く帰る、みたいな。)
医療業界では普通ではありますが、月に8日休みで土日関係なく開局していたので、週末が全然嬉しくなかったですね。
有給休暇も、3年間で1回も取れませんでした~。(忌引きはさすがに取れた。)
常に、調剤室にいる時はギリギリの人員で回さないといけない状況でした。
今とは違って、薬剤師が本当に足りていない時代だったせいもあるでしょうが。。。
入社3年目には同期の3割は転職しているようなところでした。
そんな就業体制の不満もあって、第二新卒枠で思い切って治験業界へ転職しました。
↓企業に転職してよかったことをまとめた記事です。

転職エージェントを使ってCROに転職
調剤業務は好きでした。
薬について幅広く学ぶことができたし、一人前に調剤薬局で働けるようになりました。
でも、「若さ」もあったんだと思います。不満をそのまま消化することができず、違う世界を経験したい気持ちが大きくなって、転職しました。
本気で転職活動をする前に、薬局長に相談した時は「自分が変わったほうが楽だよ」ってアドバイスをもらいました。
アラフォーになった今なら、その考え方は子育てや人生の処世術に通じる深い言葉だって理解できます。
でも、当時薬剤師3年目の24歳(まだ薬学部は四年制でした)だった私は「現状を変える気が無い薬局長には、もう相談しない」と決めて、環境を変えることにしました。
転職エージェントにお世話になって、薬剤師資格持ちで薬に関連した企業を目指すなら、治験業界つまり臨床開発職をおすすめされました。
未経験の場合で、企業を目指す場合は、CROのモニター(CRA職)として入社するのが一番成功しやすいということで、モニターとして転職活動をしました。
3社面接まで行って、1社に内定をいただいて転職できました。
転職活動期間は3か月間でした。
今振り返ると、人生のターニングポイントだったと感じます。
モニターとして仕事をして、とっても大変でしたが貴重な経験だったと感じています!
参考になりましたら、幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
こちらの記事もよかったらどうぞ。


