Z会と公文を両方経験して、Z会と公文の決定的な違いが3つあったのでまとめました。
そんな状況になって、小学校1年生の3学期から公文を休会してZ会を試した実体験になります。
- Z会と公文、どちらを始めようか悩んでいる
- Z会に興味があるが続けられるか心配
- 公文の宿題に疲れたので、他の勉強法を考えている
Z会を続けられる子は、塾に行かなくても受験を乗り切れるという話を聞いていたので、我が子がそうなってくれたら願ったり叶ったり!!!
Z会と公文を1年ほど併用。
Z会は小学1・2年生の間、利用しました。
- 3人子持ちの主婦・薬剤師
- 子ども2人が公文に通っていた(1人目→5年半、2人目→2年)
- 子どもが公立中高一貫校受検に合格した経験をもとに記事を作成しています
- かもねむ堂の詳しいプロフィールはこちら
よろしく!
公文の代わりになる!小学校低学年の子におすすめする通信教材6選の記事はこちら。
公立中高一貫校受検に子が合格した経験をもとに作成した記事はこちらです。
Z会を続けられる子は、もともと勉強が好きな子
Z会は、まだ学校で習っていない単元が数か月早くテキストに出てくることがよくありました。
引き算の筆算は、学校では小学2年生の6月頃に習うのに、5月のテキストに出てくる、みたいな。
そして、公文との圧倒的な違いはここ!
Z会:「思考力を伸ばすための良問」、つまり難問が出題される。基本、学年相当のみ。(※数か月のフライングあり)
公文:反復練習で反射的に身につけていく。学年以上に進んで慣らすスタイル。
公文算数はやっていなかったので、娘はZ会の算数がさっぱり解き方がわからず、やる気を無くしていました。
私が一緒に読んで、一緒に考える形になるのですが、そもそも娘は算数があんまり好きではない。
私も我が子に教えるのは苦手。ヒートアップしてしまうし、イライラもする。
解けた喜びを共有することも、たまーにありましたが、どちらかというとイライラしてケンカすることのほうが多かった!
当時、私は末っ子を出産してもうすぐ職場復帰~仕事開始という超絶余裕が無い時期でもあり、じっくり時間を作るのも大変でした。
Z会は、思考力を伸ばす良問が多いのは納得できました!
でも、Z会を続けるためには
- もともと探求心があって、勉強を苦と感じない、勉強が好きな子
- 親がじっくりと子どもの理解力のペースに付き合ってあげられること
この2つのどちらかがないと、続けるのはキツイんじゃないかと感じました。
Z会には強制力が無い。親が学習状況を把握する必要がある=親がしんどい
Z会:通信教育なので強制力がない。テキストを溜め込んでしまったら、親がなんとかするしかない。親の出番が多い。
公文:週に2回通うので、宿題をやらないわけにはいかない強制力がある。先生のタイプによってはかなり効果的。小3以降のギャングエイジ(反抗的な時期!)にも通用する。
Z会の紙ベースの教材では、1か月分のテキストを終えた後、テストを家で自主的にやって郵送するスタイルでした。
Z会の発送期限は緩くて、1年間猶予があります。
Z会受講中の最後のほうは、学校で習った単元であることを確認してから、テキストを解く形でやっていました。
学校の先生から教わったやり方で解いても、なかなか解けない問題については、私と一緒に考えながらテキストを解きました。
ただ、私が言わなければテキストを解こうとはしない娘。
テキストが溜まっていきました(悲)。
Z会をやることが、娘も私もしんどくなり、1年間頑張ってキリ良く辞めました。
赤ペン先生の採点が戻ってくると、すごく喜んでその瞬間はモチベーションが上がったんですけどね。
公文を続けられた理由
一度はすっぱり辞めた公文。
公文の宿題は、家で集中して解くことが至難の業です。
公文は、同じような問題をひたすら毎日反復します。
↓公文の宿題を毎日続けるための具体的な対応方法の記事はこちら
休会後再開してからは、私が言わなくてもしっかり宿題を仕上げて行くようになりました。
- 仲良しの同級生の公文仲間に、また続けようよと誘われた
- 週2回の公文教室に通うことが無くなって、寂しく感じていた
- 公文国語を年少秋から続けてきて、2~3学年先くらいをやっていた自分にいつのまにか自信を持っていた
公文を再開したのが自分の意志だったから、公文の宿題を頑張る自覚が芽生えたのでしょう。
そういった意味では、いったん公文を休会してZ会に寄り道したことは悪くなかった!
公文の代わりになる!小学校低学年の子におすすめする通信教材6選の記事はこちら。
Z会を続けられる子はZ会がおすすめ。費用と問題の質。
我が子はZ会に向いていなかったのですが、もしZ会の良問・難問にしっかり取り組める子であったなら!
母親である私自身がもっと勉強を楽しいと思わせる技量、余裕があったなら!
絶対Z会のほうがお値段的にもお得です。
Z会:紙ベースのテキスト教材 5,200円/月(※1)
公文:1教科7,700円/月(※2)。3教科(国語・算数・英語)だと23,100円/月
(※1)小学2年生毎月払いの場合。毎月3教科の提出課題(国語・算数・経験学習)、英語教材(月3回)、プログラミング教材(年4回)、時期に応じた復習が含まれている。
2023年6月に確認した情報を記載。最新情報はZ会の公式サイトをご確認ください。
(※2)東京・神奈川の値段
2023年6月に確認した情報を記載。最新情報は公文の公式サイトをご確認ください。
思考力は中学受験以降とっても大切。
Z会の良問で、どんどん勉強する楽しさを味わって成績アップとなれば、その思考力と探求心こそが本来の学業の真の姿でもあるし、親はコスト的にも大助かりです。
我が家は公文に落ち着きましたが、Z会を試して子どもの様子をみるのはとってもおすすめです!
もちろん、公文には公文の良さがあります。
公文の場合は、継続することで子どもが勉強に自信を持てるようになります。
まとめ
Z会と公文の決定的な違い3つ、問題の質、強制力、費用を表にまとめました。
Z会 | 公文 |
---|---|
問題の質 | |
思考力を伸ばす良問・難問 ・学年に合わせている |
思考力は伸びない ・膨大な量を反復してこなす必要がある |
強制力 | |
通信教材なので強制力は無い ・親が全てを管理・負担 |
週2回は公文教室に通うので強制力がある ・公文の先生が学習状況を管理 |
費用 | |
手頃な値段で受講可能 ・紙ベースのテキスト教材 5,200円/月(※3) |
通信教材に比べると割高 ・1教科7,700円/月(東京・神奈川) |
(※3)小学2年生毎月払いの場合。毎月3教科の提出課題(国語・算数・経験学習)、英語教材(月3回)、プログラミング教材(年4回)、時期に応じた復習が含まれている
(※4)テスト結果に応じた追加学習(月3回)、英語教材(月3回)、プログラミング教材(年4回)、紙の教材(月1回)が含まれている
2023年6月に確認した情報を記載。最新情報はZ会の公式サイトをご確認ください。
実際にZ会と公文の両方を体験することで、うちの娘の場合はZ会より公文が合っていることがわかりました。
Z会のタブレット学習を選択しておけば、結果はまた違ったかもしれません。
今では小学1年生からZ会のタブレットコースが選択できます。
子どもの理解度に合わせた問題を作成してくれるので、親の負担はかなり減ります!
今回の記事が、参考になったらとても嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
Z会や他のおすすめ通信教材の詳しい内容をまとめた記事はこちらです。
公立中高一貫校受検に子が合格した経験をもとに作成した記事はこちらです。
\ブログ更新の励みになります/
(1日1クリック有効)
にほんブログ村