公文は自分のペースでどんどん先に進めるのが良いところですね。
ネットで調べると、小学生で中学生・高校生レベルの進度を学習をしている人がたくさんいることに驚きます。
うちはそんなに先取りはできていません。
でも、だからこそ、公文式を考えているご家庭にとって、参考になる記事が書けるかなと今までの経験を書いています。
- 3人子持ちの主婦・薬剤師
- 子ども2人が公文に通っていた(1人目→5年半、2人目→2年)
- 自身も小学生の頃に公文の経験あり
- かもねむ堂の詳しいプロフィールはこちら
よろしく!
- 公文を小学1年生から始めて、3年間でF教材まで修了できるか
- 公文を始めるのは幼児から?それとも小学生から?見極め方。
子どものタイプを見極めて、公文を開始するタイミングを決める参考になればと、この記事を書きました。
公文の開始時期・進度・身についた学力
中学受験にスムーズに移行できるよう、小学校4年生に進級する時点で、F教材(小学6年生相当)を修了すること
あくまで目標であって、実際には子どもの様子をみて試行錯誤。結局、目標達成できたのは、1人目の公文国語だけ(笑)
始めた時期 | 辞めた時期 | 続けた年月 | 辞めた理由 | |
1人目 | 年少(国語のみ) | 小4になってすぐ | 5年半 | ・国語がF教材終了
・進学塾に切り替え |
2人目 | 小1(国語・算数) | 小3になってすぐ | 2年 | ・算数D150まで終了
・自主的に宿題やらない |
ですが、私が公文を気に入っている理由はいくつかあります。
- 家での学習習慣がつく(コレが一番!)
- 鉛筆でひたすら紙に書く経験を、子どもの頃にしてほしい
- 家と学校以外の居場所の1つになる
- 小学校の基礎学力が身につく(読解力・漢字・計算力)
公文の宿題は手強いですが、公文を続ける努力は、けして無駄にはならないです。
1人目の娘の公文の始め方と身についた学力
とはいっても、1人目の娘は、公文算数で筆算を繰り返し解くことがどうしても無理でした。
公文算数はすぐに辞めています。
結果的に、1人目の娘は公文国語を続けられた自信が、中学受験を頑張るモチベーションになっています。(公文国語は年少から始めました。)
公文算数をしていなかったので、入塾時は計算問題が壊滅的でした。
公文算数をやっていればよかったと思いましたが、本人のやる気があれば少しずつ取り戻せます。
塾の授業内容の理解と並行して計算力を身につけるのは、なかなか大変でした。
ですが、やる気があればいつでも挽回はできます。
2人目の息子の公文の始め方と身についた学力
2人目の息子は、小学生になってから公文国語と公文算数を始めました。
小学一年生の5月の無料体験からですね。
国語、算数、ともに1日5枚ペースです。
息子はいつまで経っても自分で宿題にとりかかることができなくて、集中力が続きませんでした。なので、丸2年で公文は辞めました。
ただ、小学校の勉強を十分理解できる基礎学力が身についたし、四則計算のスピードと正確性は今後の武器になるくらい上達しました。
あと1年続ければ、公文算数は余裕でF教材を修了する進度。公文国語は難しくなってくるので、おそらくF教材に入ったあたりくらいまでしか進めなかったと思います。
公文を辞めた小学3年生からは、漢検の過去問を一緒に解いたり、算数の文章問題に取り組んでいます。
家庭学習におすすめの思考力と読解力も育てる算数の問題集!さすが四谷大塚という良問揃いです。
また、漢字検定は、公文国語を継続するモチベーション維持に効果的なのでおすすめです!
公文を小学1年生から始めて、3年間でF教材(小学6年生相当)を終えられるか
小学校に入ってから公文を開始しても、小学校3年生を終える頃にF教材(小学6年生相当)を修了することは可能です。
理由は、国語は漢字があるので難しいし、プリントの枚数が算数の2倍あるからです!
- 1学年分の枚数が400枚
- 学年が上がるに連れて、物語の問題の難易度がアップ
- 漢字も学年以上になるほど難しくなっていく
- 1学年分の枚数が200枚(国語の半分!)
- B教材の引き算の筆算、D教材の割り算の筆算を乗り越えると簡単になる
- D教材150以降の分数、小数の四則計算は、↑に比べるとラク
1日の枚数を増やしたり、公文の先生と進め方を相談して、F教材修了を目標にして頑張れば、クリアできる進度なので、子どもと相談して決めていきましょう!
うちの1人目の娘は、公文国語を幼児の頃から始めましたが、小学1年生になった時点で小学2年生の問題を解いていました。
アドバンテージは1学年だけで、その後丸3年間かけて、5学年分(B教材~F教材)を修了しました。1日5枚ペースをコツコツ続けたことが自信になりました!
公文は幼児から始めるほうがよい?見極め方。
1人目の娘は年少の秋から公文国語を始めました。初めは1日に国語5枚、ズンズン5枚の計10枚です。
娘は年長になってA教材(小学一年生相当)の漢字が出てくるまでは、楽しく毎日解いていました。
ただ、娘は市販のドリルを与えても、あっという間に終わらせてしまうタイプだったので、公文国語を幼児のうちから開始して良かったです。
でも、2人目の息子のような、ドリルを与えても全然自分ではやらないタイプは、公文を始めたらたぶん親が地獄を見ます(笑)
息子は興味が無いと全然やる気が出ない、子どもらしい子どもです。
年少の頃の息子には、市販の公文のドリルを、一緒に少しづつ気が向いた時にやるくらいでちょうど良かったです。
市販の公文のドリルは、このようなのを使っていました。
年長の夏休みからは、スマイルゼミで少しずつ勉強習慣を身につけました。
タブレット学習なので、食いつきが良かったです。
見極めるのは難しいですが、一番近くで子どもをみている親が判断して、自信をもって先生に相談してくださいね。
各教室の先生方の宿題の出し方や進度の方針は、それぞれポリシーがあると感じます。
学年を超える進度の教材の進め方について、その教室の先生の考え方を入会時に確認しておくと、相性のいい先生を見つけられると思います。
まとめ
公文を開始する時期について、子どもの性格や状況を見極めた上で判断してくださいね。
小学1年生からでも、中学受験に役立つ基礎学力は十分養えます!
F教材修了まで到達できなかったとしても、得られたものはたくさんありました。
- 毎日学習する習慣
- 自分で宿題をいつやるか試行錯誤する経験
- 小学校の学習は全く困らない程度の読解力・漢字・計算スピード
私の経験談が、少しでもお役に立てたなら、こんなに嬉しいことはないです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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