いわゆる「小4の壁」のタイミングで退職した母親は、1年経って後悔しているのか、満足なのか。
専業主婦になって1年後の私の実体験を書きました。
さらに、後日談として2年後の状況も最後に追記しています。
- 仕事を諦めたメンタル限界の程度
- 退職した後の生活で後悔したこと
- 退職前に考えてほしいこと
- 3人子持ちの主婦。治験の仕事をしていました。
- 子育てと仕事の両立に限界を感じて、長子が小4のタイミングで退職
- かもねむ堂の詳しいプロフィールはこちら
よろしく!
- 子育てと仕事の両立に限界を感じている
- 本気で退職を考えている
退職した理由
働き続けられる環境に感謝して、頑張って働いてました。
だけど、働き続けていつも感じていたこと。
- もっと子どもと同じ時間を過ごしたい
- 子どもと楽しく過ごすための元気、気力を取り戻したい
- 子どもが母親を必要としている時期は、家にいたい
一番上の子がもうすぐ小学校高学年。
子どもとべったり過ごせる時間は、私の人生の中であと少しなんだと実感しました。
しかも、テレワークになってから、家の中でも仕事のことが頭から離れなくなってしまいました。
【限界】私のメンタルがこのままでは潰れる
コロナ禍の中、煉獄さんの
「心を燃やせ」
ってワードで、今の私は何のために働いているんだろう?って気持ちに踏ん切りがつきました。
5回も鬼滅の映画(無限列車編)、映画館で観ましたよ!!
私は仕事に集中しすぎてしまう性格で、仕事モードの時に子どもに邪魔されることがすごく辛かった。
正確には、子どもを邪魔だと思ってしまう自分のことが、嫌すぎて辛かった。
リモートワークが合っていなかったんですね。
コロナによる保育園休園もあって、集中できる夜に仕事をするようになってしまいました。
昼夜逆転したような生活で、元気も気力もどんどん落ちていきました。
自分自身のメンタルが限界でした。
- 自分がお風呂に入れなくなった(末っ子のお風呂は長女に頼る)
- 些細なことで子どもを怒鳴りつけるようになった
- 気が付くと涙が出ている
- 服装や身だしなみを、以前よりさらに気をつかえなくなった
- 最近思い切り笑えていないことに気が付いた
- 自分の趣味とか好きだったことが思い出せなくなった
完全にキャパオーバー。
「家族」「仕事」「自分の心身の健康」の3つのうち、どれかを手放す選択をする時が来たんだと。
この時は、手放すのは「仕事一択」と思えたんですね。
今まではなんだかんだ言って、仕事を本気で辞める勇気は無かったのですが。
このままでは子ども達に悪影響と判断しました。
自分が精神的な病気になる前に、今の仕事から離れようと思えました。
今回は決断に迷いがなかった。
夫婦で話し合い、夫の理解も得られました。
後悔しない選択はどっち?
退職して1年近く経ちました。
それまでには、やっぱり仕事を続けておけば良かったなぁと思うことがしばしばありましたね。
親の都合で子どもの環境を変えたことに、罪悪感がありました。
子ども中心の生活を選択
末っ子を自宅保育しながら、小学生2人のフォロー。
家事はほぼ全部私がやります。
5人分の家事に発狂しそうになること、割とあります。発狂してるのかも。
「自分のことは自分で!」って、叫んでるので(笑)
自分のことは自分ですること、私がヘトヘトな時は、お風呂洗いやお布団をしくお手伝いをすることを、家族で話し合って決めています。
今の共働きの時代の流れからは、逆行している家族の形でしょう。
でも、夫一馬力の家族のリズムができてきました!
私は時間と心に余裕ができたので、働いてた時は気力が無くてできなかった事ができるようになりました。
私の心の余裕が、家族にとって居心地良い環境に繋がることを実感しています。
金銭面の不安について
金銭的には、働き続けることが絶対におすすめ。
金銭面の見通しが立たなければ、私は専業主婦になっていないです。
薬剤師資格があったのが良かった。
ただ、今も社会的な立場を失ったこと、時々焦りますよ。
自分と家族の未来を考えた結果の退職を、限界までワーキングマザーを頑張ったからこそ、受け入れられたのだと思います。
退職による喪失感はあるけれど、私が元気だと子どもたちも楽しそう。
1年前に退職の決断をして良かったと心から思います。
退職の判断は慎重に。一度辞めたら戻るのは大変。
私が、仕事と家庭の両立が限界となった時の経緯はこちらの記事に詳しく書いています。
このままでは本当に精神が病んでしまうという危機感。
ここまで頑張らないと、私は退職の決断ができませんでした。
- 「自立して稼ぐ」ことの大切さを知っている
- 仕事内容が好き(たぶん辞めたらもう戻れない)
- 仕事自体が自分自身のプライドのようなものだった
いつでも社会復帰できる薬剤師資格を持っていても、信頼やキャリアを積んできた仕事を手放すのは勇気がいりました(当時、臨床研究の仕事をしていました。)
でも、簡単に手放せるくらい、限界が来ていたんですね。
転職の自分の市場価値を知って冷静になる
限界となって退職を決断する一年ほど前に、私はリクルートエージェントに登録しました。
転職エージェントに登録することで、冷静に状況を見極められます。
登録して良かったことはこちらの4つ。
少し違った視点から今の状況を眺めてみると、今後自分がどうしていきたいか見えてきます。
私の場合は、転職相談が「もう少し今のところで踏ん張ってみよう」と前向きに仕事をとらえ直すきっかけになりました。
リクルートエージェントは求人数、転職支援実績もNo.1
求人数 :634,427件
公開求人数 :365,610件
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※2023年3月30日時点
非公開求人が多いので、まずは登録してみましょう。
退職から2年後【後日談】
専業主婦になって1年どころか、丸2年経ちました。
少しでも社会とつながりたいと始めたブログは、1年目は自分の葛藤や、生活の変化への戸惑いを落ち着かせるために書き続けていました。
2年目からは、在宅ワークの奥深さを知り、新たなキャリアを模索しつつ家事子育てを両立しています。
自分の心がけ・行動次第で、どんな判断も正解にすることができます。
お互い頑張りましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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