都立中高一貫校受検に挑戦して無事合格した我が子、小4~小6の間、基本夜の9時に寝て朝の6時に起きる生活でした。
9時間睡眠確保。
なぜ睡眠時間を確保できたのか。
中学受験の中でも適性検査型入試の都立中高一貫校受検に狙いを定めて勉強したのが一番の理由ですが、具体的にどういう感じだったか書いていきます!
- 都立中高一貫校受検が睡眠時間を確保しやすい理由
- 睡眠時間確保のために家庭で工夫したこと
- 睡眠時間を確保できた子どもの特徴あれこれ
- 3人子持ちの主婦・薬剤師
- 公立中高一貫校受検に上の子が挑戦・合格した経験から記事を書いています
- かもねむ堂の詳しいプロフィールはこちら
よろしく!
↓こちらの記事も参考にしてくださいね
都立中高一貫校受検が睡眠時間を確保しやすい理由
これに尽きます!!!
私立型が小3の2月から塾通いが必須なのに対して、都立中高一貫校受験は塾なしでも受かる子は受かると言われる理由はここにある。
「塾なし」は親の適切なバックアップが必要で難易度が高いですが・・・。
しかし、受かる子は小6の1年間の塾通いでも受かると言われる理由はここにあります。
私自身も親として経験してみて、都立中高一貫校受験は本人の早熟度などの資質にかなり左右される試験だと実感しました。
暗記が基本的に必要ないとは、どういうことか
小学校の学習基本要領から逸脱しないのが、都立中高一貫校受験(適性検査型受検)です。
小4の間は4科の勉強で、社会の地名暗記などもありましたが。
小5以降は適性検査型の勉強となり、「文章を読み取って求められていることを書く」スタイルになり、何かを暗記する必要はなくなります。
ただ、文章を読んだ時に例えば地名がでてきて、その地名からどこのことを言っているのか、そこから何を連想するのかという知識は必要。
暗記というより知識として知っている必要があります。
そのため、暗記に時間を費やすというより、物事を理解して知っているという状態になるために、時間を費やします。
その物事ってのが、塾で色々教わっているみたいなんですが、家庭でできることとしては、色んな本を読んだり、ニュースで話題になっていることを理解しておくことになります。
幅広いジャンルの本を読める機会を作ったり、毎日の色んな出来事を話し合うことを、毎日の生活の中でできる範囲でやっていれば「勉強していないけど勉強できている」という理想的な状態になります。
そこは子どもの「1を聞いて10を知る」的な、興味の有無や、理解力次第なところもあるんですけどね・・・。
ただ、適性検査型の勉強は、子どもの興味を引き出すための親の努力は必要だけど、暗記を強要する必要は無いのがとっても良いです。
睡眠時間確保のために家庭で工夫したこと
- 適性検査型入試オンリーで挑戦
- 塾が徒歩10分の距離
- 家族全員で21時就寝
- ゲームやスマホの利用制限の経緯
適性検査型入試オンリーで挑戦
受験できる学校が限られてしまうのが一番のデメリットですが、子どものキャパと睡眠時間や他の習い事に費やせる時間などとよーく天秤にかけて決めました。
一般的な私立中学を受験するための国・算・理・社の勉強はしないで、適性検査型の勉強だけです。
↓こちらの記事に詳しく書いています!
塾が徒歩10分の距離
学校からの帰宅が15時45分。塾に行くために家を出るのが16時35分。
この50分の間で、塾の宿題をガーッとやって塾へ行く。
帰宅は19時45分。
帰宅後は勉強しない。夕食、お風呂、テレビ見たりで21時に寝る生活。
代わりに朝は6時くらいから学校の宿題・好きなコトをしていました。
家族全員で21時就寝
うちは下に弟が2人いるので21時就寝。
私が弟2人と寝ちゃうので、上の子はリビングダイニングがシーンと静まり返っているのが嫌で、一緒に21時に寝る習慣がずっと続きました。
小6の頃は、気が向いたら自習室で21時まで宿題をやったりすることがあり、そんな日は22時半就寝、7時半起床。弟2人は2人で寝てもらいました。
ちなみに、夫は仕事が遅かったり早かったり色々ですが、だいたい21時頃はお風呂タイムで長風呂派(我が家は狭いので、夫はお風呂で音楽聞いたりYoutube見たりしてます)。
私は上の子が小4になるまでは仕事をしていたのですが、子ども3人見ながらの仕事継続に限界を感じて、思い切って今は専業主婦です。
保育園の頃はお昼寝があったので、22時過ぎに寝るのが当たり前だったのですが、小学生になってから徐々に寝る時間が早くなっていきました。
ゲームやスマホの利用制限の経緯
小4までは、あつ森にハマっていて、ニンテンドースイッチをやりこんでいたのですが。
小5、小6になると、塾や習い事で忙しく、ゲームする時間が無いんですね。週末に時々やる感じでした。
(うちは小5でも習い事3つか4つ、小6でも1つは最後まで続けていました。)
ゲームの利用は1人1時間と一応決めてますが、臨機応変にそこは増やしたり減らしたり。やること終わっていればいくらでもどうぞ、としています。
スマホはLINEは家族としか繋がっていませんでした。受験がおわって卒業後も連絡がとれるように、そこで初めて仲良しの子とLINEで繋がりました。
スマホも1日1時間の利用制限にしています。グーグルファミリーのフィルタリング(無料)で設定。ちなみにデバイスは格安スマホの楽天モバイルです。
睡眠時間を確保できた子どもの特徴あれこれ
- 塾の授業で内容を理解できる
- 宿題やテストの復習をなるべく塾で終わらせてくる
- 苦手分野は小6までに克服していた
塾の授業で内容を理解できる
基本、暗記科目がないのが大きいのですが、塾で内容を理解して帰ってくる子だったのが大きなポイントです。
やはり本人の集中力・興味・ポテンシャルも都立中高一貫校受検に向いていました。
小5までに漢検5級まで取得していたのは、漢字を覚える時間を他のコトに使うことができて良かったです。
宿題やテストの復習をなるべく塾で終わらせてくる
うちは弟2人が騒がしく、家では静かに勉強できる環境ではないのです。
勉強部屋も弟と共用だし・・・。
また、本人が家ではひたすらダラダラしたいって子で、でも塾がやるように言った宿題や課題は、しっかり終わらせないと気が済まないタイプ。
そのため、塾の授業の合間などでガガガ―ッと宿題と小テストの復習を終わらせるようになりました。
学年が上がるにつれて、宿題や復習ノートの量は増え、学校から帰ってから塾に行くまでの時間で仕上げられなくて、発狂したように泣き出す・・・ってことが2・3回ほどありました(笑)
苦手分野は小6までに克服していた
小4の5月という、都立中高一貫校受検にしては早い段階で通塾を始めたのは通塾のシステムに慣れるという意味で役立ったし、基礎的な苦手部分に気が付いて、それを克服する時間が多くとれたのが良かったです。
「日々の学習」という算数の演習問題を1人で解き進められなかったし、小4の頃はその「日々の学習」を毎月終えたら塾に提出するというシステムすら親子で知らなくて。
塾長に提出していないのうちだけなんですが・・・と言われて私は初めて気が付くという。半年分・・・。
小4は塾が週2で余裕があるので、怪しかった四則計算も含めて家庭で克服しました。
↓怪しかった四則計算を克服した経験談
ちなみに、enaは塾の日が小4は週2、小5は週3、小6は週4です。
小5からは土曜に全国模試が月に1回あったりなかったり。小6からは月1~2回くらいあったかな。
季節講習は自由参加です。うちは小4は何も取らず。小5は夏期講習のみ。小6までは、わりとゆるめの受検モードだったと思います。
小6は春・夏・冬の講習、本番直前講座すべて参加。夏期と年末年始は勉強合宿に参加してまさしく受検生モードでした。
塾の自習室にも本人自ら進んで行く。本人の絶対受かりたいって気持ちが頑張れた原動力になっていました。
子どもの意向にもよりますが、選択肢として通いたいと思える併願私立を見つけておくことは、絶対に良いですよ。
中学受験には睡眠時間の確保が最重要!
9時間睡眠の確保が都立中高一貫校受検は可能な理由と、家庭で工夫したこと、子どもの特徴を書きました。
- 暗記が基本的に必要ないから
- 適性検査型入試オンリーで挑戦
- 塾が徒歩10分の距離
- 家族全員で21時就寝
- ゲームやスマホの利用制限の経緯
- 塾の授業で内容を理解できる
- 宿題やテストの復習をなるべく塾で終わらせてくる
- 苦手分野は小6までに克服していた
睡眠をしっかりとれるように家庭でできる限り工夫することで、勉強の効率がアップして、小学校生活と受験勉強を上手に両立することができるようになります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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